さだまさし『銀河食堂の夜』

渡されたので(笑)、読んでみたこの本を。東京の下町にある「銀河食堂」という居酒屋に集う、お客様にまつわる短編小説が集まった作品です。…あぁ泣けましたね。

全部で6つの短編が収められているこの作品ですが… 実はワタクシ、短編集ってわりと苦手なのです。というのは、折角話にのめりこんだと思ったら、リセットされてまた次のお話が始まる… とまた、設定を1から覚えなきゃいけないでしょ(汗)。なかなか人を覚えられないワタクシとしては、どうしても読むスピードが遅くなるし、結構エネルギーを消耗するのですよ(小声)。だから、一度に一編ずつ読んだほうがよかったかも←あくまでも個人の感想です。

とはいえ、全体的には話がつながっているので、帯には連作長篇と書かれています。しかもテーマは「運」… これまた帯の裏側には、「運を恨んではいけないよ。運には感謝しかしてはいけない。運とはそういうもの」と書かれていて、どれも、何かのめぐりあわせで… ボタンを掛け違えたかのように、茨の道のような人生を歩むことになる人々のお話です。

…胸が痛くてたまらなくなりました。かくいうワタクシも、はっきり言って生まれた時代が悪かったのだと思います。「女の子は短大に行くものだよ」という謎の時代に生まれ、就職氷河期で就職できず、安月給であくせく働かされ、通信制で苦労して大学を卒業し、気づいたらもうこんな年!!!女の子の幸せはどこに行ったの?という人生を歩んできたので、めっちゃわかります(涙)。

特に泣いたのは、「マジカのケンタロー始末『不器用な男』」…ホントに、かわいそうとしか言いようがない。ひたすら頑張ってきたのに、うまくいかず、高齢の母とともに無理心中をする息子。

ただ、どの話にも最後には救いがあるので、こんなワタクシでも生きてていいのかなぁ、とぼんやりと物思いにふけってみたり。。。

でも、誰にだって人生いろいろあるものですし、被害妄想に浸っていても仕方がないので、高野洸くんのキラキラ笑顔に癒されながら、なんとか一日一日を過ごしていきたいと思います(笑)。…もうすぐ、一年のうちで一番生気が衰える日が来るわけですが、洸くんのFCから素敵なメールが届くそうなので、何とか生き延びようと思います(笑)。

ということで評価は、☆☆☆☆彡4つ半。ストラディヴァリウスが気になりますね♪ たまには小説を読むのもいいものです☆

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