フェルメール展の梅原さんの音声ガイドが凄くよくて、いろいろ調べていたら、静岡でも音声ガイドが聴けることが判明!… 梅原さんが出演される朗読劇(舞浜アンフィシアター)のチケットがサクッと取れたのと、静岡市美術館は駅からすぐ!ということで、だったら、途中下車して静岡にも行ってみよう~♪ ということになりました☆
音声ガイドのページでは、サンプル音声が聞けます。…あぁ、麗しいお声♪ 期待が高まります。
ということで、ネットで予約をして、静岡市美術館へ。行ったのははじめてでした。
さすが、おしゃれな雰囲気☆
↑ SNS用フォトスポット。
平等院自体は、昔近くに住んでいたこともあって、身近な存在です。でも実際訪れたのは、2回かな?
…予約したけど、空いてるから不要だったっぽい(笑)。いそいそと音声ガイドのプレイヤーを借りに行きました。コロナ対策のため、イヤホンは持ち帰るように、とのこと。
そして聴き始めたのですが… ん!?音が聞こえない?…接触が悪いのか!?とグリグリしたり、抜いたり挿したりしていたら、ようやく両耳から音が聞こえるようになりました… かなり古風なタイプ(汗)。それとともに、音質が物足りない!サイドのサンプル音声とは大違いです(残念)。やっぱり、アプリ+手持ちのヘッドフォンで聴くタイプが最強だなぁ~。
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-平等院の紹介-
はさておき、まずは平等院についての説明。…音声ガイドでも、10円玉でお馴染みですよね?的なことを言われていたと思いますが、そうですよ、鳳凰堂の前に行くと、とりあえずみんな10円玉を出して、見比べますよね(笑)。
そして、屋根の上に載っている鳳凰像の複製品とか、内部の壁画の復元模写とか、あとは阿弥陀堂内の雲中供養菩薩像の一部が展示されたりしていましたが、この辺りはやはり、実際に訪れている人から見ると、ちょっと物足りない感じですね。
…雲中供養菩薩像って、きんと雲に乗ってるみたいな菩薩様で、その多くが楽器を持っていたり、歌ったりしているんですよね。実際に平等院に行ったとき、壁中に配置されている像を見て、極楽ってこんな楽しい雰囲気なのかぁ~!と感激した記憶があるのですが、52体のうち2体だけしか見れないのはちょっとさみしかったですね(しょうがない)。
-歴史-
源氏物語絵巻が紹介されていたり、あとはわりと最近大河ドラマでもそのシーンがあった、以仁王の挙兵とか、源頼政の話とか… ゲームでも有名な、という感じの説明がなされていました☆ 復習としてはいいコーナーでしたね。
でもその辺の知識はもともとありましたが、その美を守るために、のちの時代に、何度も何度も修復作業が行われて、そして今の姿がある、という説明のところはあまりよく知らなかったので興味深かったです。だからこそ、実際お寺を拝観するとか、こういう展示会を訪れるなどしたり、そのよさを人に伝えることは大事だなぁ~と思って、今もこの記事を書いてますけどね☆
ワタクシは、源氏物語がとても好きなので、宇治十帖の話になると、いつもあの辺りの風景を思い出しますよ~☆
-未来-
最後のコーナーにあった、京都の近未来(?)を描いた襖絵が面白かったです。平等院の形をした蒸気機関車が、京都上空を… つまり銀河鉄道999みたいに(笑)、飛んでいる場面なんですけど、京都タワーとか、京都駅とかも寺社仏閣風のデザインになってて面白い(笑)。
という感じで展示を見たあと、最後の平等院に関する映像コーナーで、音声ガイドを何度か聴き直して出てきました。
フェルメール展よりは、トラック数が大分多かったと思いますが、総時間としては同じくらいだったかな?でも、フェルメール展のある意味ちょっとセクシーな感じではなくて(笑)、聞きやすいナレーションでした… 音質がイマイチだったこともあって、そこまで直に耳に届く感じではなかったからかもしれません。いや、単純に耐性がついてきたのかも(笑)。
という感じで、平等院鳳凰堂の美術品に触れるというよりは、その美を守るための努力について学んできたという感じでしたね。残念ながら信仰心は全くありませんが、文化財保護のためにも、また平等院に行ってみたいです!
-おまけ-
折角なので、平等院のお写真も載せておこうと思います。…Googleフォトにまだ残ってたお写真によると、2012年の6月に行ったときのものです。…ちょっと前、な感じかと思っていたら、10年も前(笑)!
入り口から入っていくと、まず右側に出ます。極楽への入り口っていう感じ☆
池の水が汚すぎる(苦笑)。…でも確か、最初に行ったとき、発掘作業が行われていて、池の水がなかったんですよ!それよりはいいかな(笑)。
10円玉取り出しスポット(笑)。
…超晴れ女のワタクシとしては安定の、逆光でよく見えませんなお写真(笑)。池を挟んだ向かい側からでも、中の阿弥陀如来像が見えるようになっているんですけどね、何も見えませんね(汗)。…多分、昼間は普通に見にくいんですよ。だからか、夜ライトアップされて、像が見やすいお写真が載っている教科書もあったりします。屋根の上には、鳳凰像。
向かって左側にミュージアム的なものがあって、美術品や仏像をあれこれ見ることができます。
宇治橋。紫式部の像があります。
宇治川は電車でよく渡ってましたが、川の水がエメラルドグリーンで、しかも結構流れが早い!ってことで、浮舟が身を投げたのも納得… 実際見るとわかることもありますね。
源氏物語ミュージアムも近くにあります。また行ってみたいな☆