ホントはこの日別のライヴに行くつもりだったんですけど、夏の間忙しくしていたらチケットを取り忘れるという事態が発生!傷心…のころに、『僕魔法』再演の話を聞き、しかも役替り!かつ1日で見れる日で行ける日となると、ちょうどこの日!ということで、見事にリベンジを果たすことができました←こっちの勝手な事情(笑)。
まあ、当日も、いろいろ事件が発生したんですけど、そこは省略!早速、感想を語ることにいたしましょう~♪ 基本、高野洸くん推しですが、できるだけ作品全体について語るようにするつもりです。
ー【朗読劇】僕らは人生で一回だけ魔法が使えるー
アキト/ハルヒ 高野洸
ハルヒ/アキト 眞嶋秀斗
ナツキ 松村優
テツ爺他 近藤廉
ユキオ 遠藤史也
母 しゅはまはるみ
ピアノ演奏 高木里代子
2019年の2月末~3月初めにかけて上演されたものの、再演です。SNSでみなさんの感想を読んでいたら、凄くよかったみたいだったので、チケットを取ればよかったなぁ、とちょっと後悔してたんですよね。とにかく泣けるらしい!
ーあらすじー
舞台は、東京からそう遠くはないある村。その村の男の子たちは18歳になると、20歳までの間で人生で一回だけ魔法が使えることを、長老から教えられる。ピアニスト志望のアキト、生まれつき心臓が弱いハルヒ、サッカー選手を目指すナツキ、手先が器用なユキオは、葛藤しながらも、本当に大切なもののために魔法を使うことにする。
ー再演の特徴ー
初演ではアキト役だった高野洸くんと、ハルヒ役だった眞嶋秀斗くんが、役をチェンジする回がある!そして、舞台が回る!これは、見ていただいたほうがわかりやすいと思いますので、↓でどうぞ~。
これは、高野アキト回ですね。冒頭部が終わると、最後までずっとゆっくり回り続けていました。一応ステージの上にモニターがあって、ステージの向こう側の様子が見れるのですが、前の方の席だと、モニターの位置が高すぎてほぼ見えません(汗)。
ー高野アキト回(12時公演)ー
実は最前列だったんですよ!ホント近くて、はぁ~、とにかくカッコイイ!カッコイイ!
加えて、いい声だし~、小学生のアキトの声かわいすぎたし~、水を飲んでいるところもカッコイイし、ネイロくんの独白を黙って聞いているとき(注:聞こえていない設定)の真顔がたまらんし(笑)、お母さんの最後の手紙を聞いているときの涙をこらえている顔が綺麗すぎたし、その後暗転したすきに、すっとポケットからハンカチを取り出して涙を拭って、平然と朗読を続けたところも凄すぎたし、ホントに最高!
洸くん、朗読向いてるよね~。聞いていると凄く落ち着く。ナレーションのお仕事とか来るといいな!
ワタクシは、声優さんの朗読劇にも行ったことがあるのですが、声優さんたちは、ホントに85%くらいは声だけで演じていらっしゃるので、基本は台本をガン見… 歌のシーンまで台本に向かって歌っていたのを見たときはちょっと引いた(小声)。
でも、今回の舞台では、セリフを言う場面では、振り返って相手の方を見て言っていたり、激しい場面では立ち上がって言い合いをしたり(迫力満点)、しゅはまさんや、近藤くんは、ステージを歩いて、アキトに話しかけるようにセリフを言うシーンがあったり、そして何よりも、ピアノ演奏により、ますます気持ちが高ぶったりして、俳優さんならではの、そして生でしか味わえない舞台作品だと思いました。
折角なので、ピアノの高木さんが奏でるテーマとともに、この記事もお読みください~。
https://twitter.com/riyoriyo_/status/1205395619075870724
内容的には、途中何度かコミカルなシーンもあるんですけど(笑)、あぁ、泣きましたね。最終的にそれぞれが何に魔法を使うのか、その理由にはどれも共感できて、胸が熱くなりました。でも、涙腺超ゆるゆるのワタクシにしては、押さえられたほうかと思います。…血気盛んな若者たちに共感するには、ちと大人になりすぎたらしい(笑)。でも、ワタクシ自身の学生時代のこともあれこれ思い出したり、生とは、死とは、とあれこれ考えたりするのにいいきっかけになる作品だったので、未だに余韻に浸っていられます☆
そして昼の部は終演。会場に置かれた、ミニクリスマスツリーには、QRコードが入っていて、アクセスすると、スペシャル動画を見ることができました。この回は、眞嶋秀斗くんでした☆
ー眞嶋アキト回(17時公演)ー
再び会場に戻ってきて、次は洸くんがハルヒを演じる回。
実は、公演の合間に、グッズのブロマイドホルダーについてた座談会を読んでいたんですけど、ダブルキャストについて「洸は病気にならなそう」とか言われているのを見て、確かに病弱な洸くんって想像できない、と思って物凄くウケてたんですけど(笑)、登場して席についた瞬間から、違ってました!洸くんが!!!
ハルヒ役の洸くんは、背中を丸くして、両手で台本を抱き抱えるのように上端の部分を持ってて、第一声を発した途端、儚い~!消えてなくなってしまいそう~!!!な雰囲気満載で、とにかくビックリ。
一方の秀斗くんは、さっきまでの控えめな印象とは違って、明るく朗らかなアキトくんで、ダブルキャストって面白いなぁ~!と興味津々。
2回めだということもあって、最初の方のセリフの意味がよくわかったり、1回目との違いを比較したり… やっぱり、セリフを言う間合いとかは、当然毎回違うわけで、さっきはステージの反対側で見えなかった光景が、今回は見えたり、ネイロくんがアキトに絡むシーンでは、1回目のときと全然位置が違ったから、なかなか絡めなかったりとか(笑)、新発見が続出で興味深かったです。
そして、最後のハルヒのメッセージのところでは、会場中にすすり泣きの声が増大!ワタクシも、そのシーンまではほとんど泣いてなかったんですけど、感極まって思わず頭痛が…。洸くんに泣かされましたね~。あと、叫んだシーンの後だったかな?苦しそうに心臓に手を当ててるのが見えて、ますますグッと来ちゃいました。
余談ですが、1回目を見たとき、洸くんが「金木犀」と言ったときのアクセントが不思議で???と思っていたら、秀斗くんは、ワタクシの思い通りのアクセントで言ってくれてて、やっぱり、こっちだよね、と思いました(笑)。
ちなみに、カーテンコールでは、アキト役がリードして挨拶をするんですけど、洸くんは終始ハルヒとして控えめな感じで、こんなにも違って見えるのかと、感心しきりでしたよ。
そう、この日は、新幹線とか、ランチタイムとかに、ヒプステのタイムシフトを見ていたり、2ndシングルのMVが公開されてそれを見たりもしていたので、いろんな洸くんを見れたことがホントに楽しかったです!…彼の才能は計り知れない。
そして終演。この回のスペシャル動画は、松村優くん&遠藤史也くんでした。
ー各キャストさんについての感想ー
眞嶋秀斗くん… もともとふわっとした雰囲気の人だな、とは思っていましたが、ハルヒ役が凄くあってたと思います。儚いイメージ。
松村優くん… ナツキは激しい感情を表に出すタイプのキャラだったこともあって、凄く印象に残りました。1番泣いてたの彼なんじゃないかな?手でババッと涙を拭ってたところも男らしい☆ 演技に引き込まれました。
近藤廉くん… 10役くらい演じてたんですけど、これまた華麗なる演じ分けで感心!中でもお気に入りは、さっきから何度も書いているように、ネイロくん(笑)。いい味出してました~。
遠藤史也くん… ユキオもまた時に激しさを見せるキャラで、特に2回めの公演では、足をダン!と踏み鳴らしたりして、力入ってました。台本に付箋が張ってありましたね。
しゅはまはるみさん… こういうお母さんいるよね~、という感じで、まさに適役。ひだまりのような暖かさでアキトくんを包み込んでくれて、こちらまでほんわかすることができました。しゅはまさん自身は、結構早い段階から何度もハンカチを目に当てていらっしゃいましたね。
高木里代子さん… 2回とも、ピアノを弾いているお姿は拝見できない位置だったので、ちょっと残念だったんですけど、あの何とも言えない、不思議な雰囲気のテーマ… ハリポタみたいな、グリーンスリーブスみたいな、から、各キャラのテーマまで… ワタクシ的にはアキトと、ナツキが印象深い… とにかくこの舞台には欠かせない存在でした。また、アキトとか、アキトのお父さんがピアノを弾いている場面では、こんな音色なんだ~と実際に体感することもできました。
要所で流れる、木綿のハンカチーフもUPしてくださってますね♪
https://twitter.com/riyoriyo_/status/1206505509538258944
ー人生で一回だけ魔法が使えるとしたら?ー
やっぱり、この作品を見ると、考えちゃいますよね~。作品中では、命に関することに使ってはいけない、というくだりが何度も出てくるんですけど、みなさんは何に使いますか?
ワタクシ的には、魔法が使える年齢が18~20歳まで、というのも重要なポイントだと思います。振り返ってみると、ワタクシの人生には3回ほど精神の危機があったんですけど、その1回がちょうどこの時期だったので、自分のために使ってしまいそうですね。。。でもそうなると、命に関わることになることは避けられず… というかその頃は、命に関わることしか考えられなかったから、だったらせめて、他の人のために使うかな?しかも、普通は個人の力ではどうにもならないような、大きなことに使いたいですね。
…人生の中で、何度かやり直したい場面がありましたが、今のこの知性や経験のまま戻れるならいいけど、それらもまたリセットされちゃうんだったら、結局同じ過ちを繰り返してしまいそうだし、やめたほうがよさそう。
なんてことはさておき、ワタクシは、こんな感じで、鑑賞後もあれやこれやと余韻に浸れる作品が大好きなので、ホントに見に行ってよかったと思います。未だに胸いっぱい。そして、ブロマイドを見ては思い出す☆ 素敵なひとときをありがとうございました☆
朗読劇「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」にお越し頂きありがとうございました!
「僕魔法の曲が聞きたい!」というリクエストにお答えし、僕魔法のテーマ曲をお届けします✨
また皆さんにお会いできることを楽しみにしております🌲#僕魔法 pic.twitter.com/Oe5SZ6Ffew
— 【朗読劇】僕らは人生で一回だけ魔法が使える (@bokumahou) December 15, 2019