また大学生やります!

本日、慶應義塾大学通信教育部から、合格通知が届きました。ちなみにワタクシは、以前慶應通信で文学部3類(フランス文学)を卒業したので、今回は法学部甲類(法律学を主とする)学士入学です。

では、入学までの経緯等を語っていきますよ!

-出願のきっかけ-

文学部を卒業したときにもすでに書いていましたが、文学部では世界の歴史や思想、つまり過去を幅広く学んだので、次のステップとしては現代社会を学びたいとずっと思っていました。

…文学部に行っていただけあって、ワタクシには現実逃避しがちな面があり(笑)、日常的にあらゆる手続きとかを苦手としております。特に、法律で定められているから!と言われたら、何も言えない。。。というのが、残念だな、と。

それでそのうち、また大学に行きたい!とは思っていたのですが、折しも、今回のコロナ禍で、春先からライヴや舞台のチケットが全部返金になったこと、それに伴い時間に余裕ができたこと、どうやら慶應通信では、試験が代替レポートになっていたり、スクーリングがオンラインで行われているという情報を目にしたことがきっかけで、今がチャンスじゃない!?と。

…まずは、仕事的に土日が休みではないので、試験を受けに行くこと自体が結構大変なんですよね(汗)。しかも、レポートの締切や試験の日が仕事の繁忙期と重なることが多く、体力的にヘロヘロ、のときに、試験のために休みを取ると、ちょっと気が緩んで、発熱!インフルエンザ発症!ということが何度かありましたし、雪で受験できない、ということもありました。

あと、スクーリングに関してですけど、講義形式の授業の場合は、別にオンラインでも構わない、というのが持論です。もちろん、家で講義を聞いていてもテンションが上がらないとか、集中できない、とかはあるかもしれませんが、仕事を休んで、大学まで出かける手間を省けることのほうが、ワタクシには大きいです。

でも、この状況がいつまでも続くとは思えないので、いつかは通常モードに戻るでしょうが、これらの経験を踏まえて、遠隔地に住む学生のためにも何か措置があるといいな… いや、そこまで行かなくても、学び方の選択肢が増えるといいな、という期待も込めての、今回の入学です。

 

-出願にあたって-

しかも今回、オンラインの説明会に参加すればもれなく願書を送っていただけるとのことだったので、願書自体は早くから手元にあったのですが、何やらアレコレしているうちに、気づいたら8月末!慌てて、何が必要か見てみました。

以前の記憶から、成績証明書と、志望動機、小論文が必要なことはわかっていました。それで、短大と、慶應義塾の通信教育部に申し込みをして、志望学部に関連する本探しに出かけました。

以前から興味があるのは「著作権」についてです。いろんなアーティストの応援をするにあたって、またワタクシ自身もブログを書いたりするのにあたり、著作物の取り扱いについてあまりに無知だという自覚があり、きちんと勉強したいと思っていました。

そもそも技術の進歩、特にインターネットの普及により、情報の複製、拡散されやすくなったということ、またコンテンツの制作者には、広告料など、著作物の売上以外からも収入を得る機会ができたこと、また一国にとどまらない情報のやりとりが行われるのが普通になってきたことから、著作物の制作者を守る方法や、守るべき範囲も変わってきているのではないかと思います。…ウチのこんなブログにも、収益が発生する世の中です☆

よって、コンテンツを拡散希望!する制作者もいれば、保護!する人もいますし、権利!を濫用しているとしか思えない団体もあるし、どれが正解なのか!?といろいろわからないことだらけなので、きちんと学んでみたいと思ったんですよね。

ということで、読んだ本は、

の4冊。

日にちが迫っていたことから、近所の図書館しか行くことが出来ず、しかも見つけた本は古いものが多くて、すでにやらかした感が大きかったですが(汗)、著作権法について一通り読んだ後、『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』(人文書院)の本を取り上げて、デジタル時代における著作権の考え方、著作権の認知度が低いこと、それを利用して一部の人だけが法律の作成に携わっていること、などの問題点について書きました。

ですが、

「自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自身の視点から詳しく論評しなさい」(720字)

というお題にきちんと合っているようには思えず、何度も書き直しをしました。…字数が少ないので、「詳しく論評」するほど余裕がないわけですよ。

昔文学部在学中もいつも気にしていたことですが、「お題」は常に確認して、脱線しないように、より的確に表せるようにしました。…当然のごとく、最近は論述する機会がなかったため、苦戦しました(汗)。

そしてまた、手書きするのが大変(汗)。腱鞘炎大復活ですよ(苦笑)。

そして更に問題が。

-2度の電話-

短大からの成績証明書はすぐに届いたのですが、慶應のがちっとも届かない。それで確認したら、休業期間と重なってたんですね… すっかり忘れていました(汗)。

ということで、ヤバイなぁ~、間に合わなかったらどうしよう?今日来なかったら問い合わせよう、と思っていたら、大学から電話がかかってきました。

ただでさえコロナのせいで、証明書の発行が遅れているとのことだったのですが、使用目的に、「通信教育課程法学部出願のため」というのは書いておいたので、「出願の締め切りは明日ですよね」

そう。締め切り前日でした(笑)←いやいや、そこまで放置するなって話ですが(大汗)。

「今回は特例として、直接証明書を係に手渡しておきますので、その旨を一筆書いて出願してください」とのこと。

助かったぁ~。同じ大学の出願でよかった(笑)。

でも「今回だけですよ!」と念を押されました。そうですよね、本当に申し訳ありません。。。

ということで、その日のうちに出願。

 

そしたら、翌日、またしても電話が。

「願書と証明書は無事に届きましたよ」

と言われてホッ☆ じゃあ、要件はなんだろう?と思っていたら、

「必修外国語のことですが、英語の単位は全部取れているのにフランス語でいいんですか?」

…あぁ、なるほど。文学部のときは、必修外国語を英語にしていて、無事に8単位取ったのですが、フランス文学で卒論を書くにあたり、フランス語の勉強をもっとしたいと思って、卒業間際になってから追加履修したんですよね。でも、最後の試験のときに、レポートは合格していたものの、雪のせいで… というか、卒業試験の準備もあってあまり勉強できていなかったため、試験を受けに行けなかったので、悔いが残っていたのです。

文学部の成績についてはこちら

結果的にテキスト第一部と、放送スクーリング(前期、後期)、夏スク(中級、上級)は認定してくれることになって、「必修外国語は現在6単位」だとのことでした。…でもテキストで6単位は必要なんじゃなかったかな?また塾生ガイドが届いたら、ちゃんと読んで確認しようと思います。

ということで、ちょっといろいろありましたが(笑)、9/9に出願して、10/1に合格通知が到着、ということになりました。…以前卒業決定通知が、日曜を挟んだためなかなか届かなくて非常にヤキモキしたことを思い出しました。…合格通知は簡易書留なのに、卒業決定通知は普通郵便なんですよね(笑)。

-今の気持ち-

今まで法学関連の授業って、総合科目の「憲法」と、Eスク「近代日本と福沢諭吉」しか受けたことがないので、レポートがちゃんと書けるのか心配でしかないです(汗)。

でも、文学部に入学したときも、最初は「C」を連発していたのに、そのうち「A」をたくさん取ることができるようになっていったので、そこは練習かな?と。あと、以前は「A」までしかなかったので、「S」を取ってみたいです☆

予定としては、例のごとくのんびり進めていく作戦で、1年で10単位くらい、10年以内に卒業するのが目標です(笑)。…最短卒業!を目指されている方も数多くお見受けしますが、ワタクシはマイペースで、できればあまり大学に行かずに(笑)、単位取得できるように頑張るつもりです。

やっぱり、学業を修める醍醐味って、自己責任かつ自分のペースで進められるってことだと思うんですよね。

ワタクシは小さい頃から誉められた経験がほとんどなく、かなり自己肯定感が低い人間なのですが、以前大学に在籍していた頃、レポートや試験でいい成績がつくことが非常に嬉しかったこと、そして何より卒業試験で、指導教授から物凄く誉めていただいたことにこの上なく感動しました←今までの人生最良の日です☆

…だって仕事をしていても誉められることなんてまずないでしょ、できて当然みたいな(汗)。また人との相性とか、能力以外の要素も関係してくるじゃないですか。でも学業だと、純粋に個人の頑張りを評価してもらえるので、一人でも楽しめる、究極の遊びだと思っています(笑)!

…特に怠け人間のワタクシとしては、レポートや試験の計画がそもそもあって、かつ、コロナ禍でも楽しめる娯楽があるということは、精神衛生上よいな~と。

その上で、慶應義塾という場所は、独立自尊、半学半教の精神があって、お互いを尊重し合う、いい刺激を受けられる場として、非常に居心地がいい場所だったので、また大学に行くならここがいいなと思っていました☆

ということで、また新たなことを学ぶことができるのはとても楽しみ!なのですが、実は今月英検を受けるので、それが終わってから、大学の勉強を始めたいと思います… 早くフランス語のお勉強をしたいので、いい加減英検をやっつけたい(汗)。

頑張ります!

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