3/13 朗読劇『CONTELLING 第2回公演 親の奢りで』@舞浜アンフィシアター

3月の休みが確定したころに、TwitterのTLに流れてきたこれを見て、ちょうど休みだから行ける!ということでチケットを取ってみることにしました。何と言っても初の生梅原さん!に加え、森久保祥太郎さんも、関智一さんも… 気になる、気になる♪

すでに記事に書いていますが、当日は静岡で「平等院鳳凰堂と浄土院 その美と信仰」で梅原さんの音声ガイドを楽しんだり、道中に梅原さん出演作のアニメをガンガン見たりして、東京へ向かいました。そして、京葉線ホームへ移動中、ツイステのキャラクター広告を横目に見ながら、舞浜へ☆

そうですよ、梅原さんって普段カッコイイ役が多いけど、ラジオ「宏太朗と裕一郎ひょろっと男子」をいつも聴いているワタクシとしては、めちゃめちゃおもろい人だという認識なので、コントもきっとうまくやってくれるだろう~と(期待)♪

アンフィシアターは、3年ぶりくらいかな?… 最近見ているアニメによく出てくる(笑)。わりと間際に着いたので、パンフレットはすでに売り切れ。後で通販することにしました。

中のお写真、梅ちゃんかわいいです~☆

会場には、クラシックがBGMとして流れており、ちょうど席に着いた頃に、関さんと森久保さんによる、注意事項のアナウンスが流れました。主に「出ちゃったものはしょうがないので、別に笑ってもいいですよ」という趣旨(笑)。

CONTELLINGとは、コントと朗読がMixされたものなのですが、このご時世、声を出してはいけない、がルールになっている中、最初にそう言ってもらえると、見ている側も気楽でいいですね(笑)☆

それとともに、会場を見渡してビックリ… あれ?客席の後ろ半分はほぼ空席じゃないですか!…まぁ、2月の時点でサクッとわりと真ん中辺のチケットが取れたところから、ちょっと、あれ?という感じはしていましたが… 開演時間が日曜の19:30で、遅かったからですかね?これだけの演者さんで、これだけの観客とは、なかなかエンタメ業界は厳しいです。。。

と言っている間に、開演。

このあとは、レポというわけではなく、あくまでも感想メインで書いていきますね。…Twitterで感想を募集しているときも、ネタバレ注意、と記載されていましたし。

 

-概要-

全体の流れとしては、「親の奢りで」「大味屋」「娘さんをください」「お開きにしたいやつら」「昔の仲間」「それぞれのライフスタイル」「三択」「夢追い人」の8つのストーリーの朗読。ストーリーによって、キャストの参加人数が変わります。

舞台のお写真等は、アニメイトタイムズさんの記事で御覧ください。

 

-印象に残った部分:キャスト編-

まずは、梅原裕一郎さんがシュッとしててカッコイイ~☆ ロング丈のシャツを着ていらしたせいもあると思うのですが、とにかく、シュッとしている←語彙力(笑)。

そして、ストーリーに応じて、小学生、看守、客、おばあちゃん、サラリーマン、青年、高校生、店長などの役を見事に演じ分けられていて素晴らしかったです!アニメだと、大きく分けて、イケメンでクールな男(イケボ系)、ちょっとかわいいキャラ(ふわっとしたお声)、なことが多いですが、それらとはぜんぜん違う、ぶっ飛んだサイコ系キャラ(笑)、コミカルなキャラ、そしておばあちゃんがめちゃめちゃかわいい☆ と普段はあまり見られない面が見られて、非常に楽しかったです。…特に最後のストーリーでは、関さんと森久保さんがバイトをしているお店の店長役なのですが、凄く貫禄があって、急に年上感を出してくるから凄い☆ 声のトーンとか、話し方とかで、こんなにも変わるんですね~♪

あとはやはり、朗読劇ということで、仕草や目線での演技があったり、ページをめくる場面が拝見できたのも貴重☆

…以前とある朗読劇を見に行ったとき、主演の方がただただ台本に向かって、歌ですらも台本に向かって歌っていらしたことに衝撃を受けたのですが、やはりお客さんが入っているわけですから、見せる演技もほしい~。その点、今回の朗読劇はキャストのみなさん、全員が◎でした。

関智一さんは、とにかくうまくて面白い(笑)。それ以外何も言えません(笑)。ホントにうまい☆ 何を読んでも、面白くできるんじゃないかと思ったくらい(笑)。

森久保祥太郎さんは、本番では眼鏡をかけて本気モード!だったわけですが、ツッコミが多くてとにかく忙しそうでした(笑)。でも、一番の見せ場は、いわゆる昭和の頑固親父!そういう森久保さんって見たことなかったので、新鮮でした☆ …ホント、こういうお父さんがいたらウザイ←誉めてます(笑)。

日笠陽子さんは、かわいかったですね☆ ワタクシはいわゆるアニメ声っぽい女性声優さんが苦手なので、男性声優さん中心の作品を見ることが多く、日笠さんのことはあまり存じ上げなかったのですが、お声も、演技力も、おちゃめな感じも、冴えたツッコミも、好印象☆

榎木淳弥さんは、元気いっぱい!な感じの役が多かったですが、それだけに、最後のストーリーで、冷静にというか、半ば呆れたようにツッコミを入れるところが、単調になってしまっていて… ちょっと残念だったかも。

坂本千夏さんは、空気のように溶け込んでいらっしゃいました。ああいうのが、ホントにうまい演技というのだと思います。目立ちすぎず、でも場の構成には欠かせない、みたいな。

 

-普段お笑いを見ない理由-

そもそもワタクシは、普段、いわゆるお笑いを見ないのですよ。なぜかと言うと、1つには、日頃笑うことが多くて、それ以上の笑いを求めていないから(笑)。次に、見てもあまり面白いと思えないから。わざわざ作り込んで笑わせようとしてくれなくても、普通の会話で十分笑える… ひょろっと男子を毎週聴いていますが、どんだけおもろいやら(笑)。あと、体を張った系のネタが苦手だから。…特に、売れない芸人さんとかが、体を張っているのを見ると、何やら気の毒になってくる。

ということで、今回の朗読劇を見ても、正直「これって面白いの?」と思わざる得ない瞬間が何度かありました。…そして、終演後、配信も見て、ワタクシはどんな時に笑うのか、というのを分析することに(笑)。

その中でも重要だと気づいたのは、「ディスる対象の問題」

上司との飲み会から、帰りたいのだけど帰れない「お開きにしたいやつら」とか、バイト先の店長の魂胆が発覚する「夢追い人」はワタクシ的に面白かったです。一方、婚約者の実家に挨拶に行く「娘さんをください」や、昔の仲間に身の危険を知らせに行く「昔の仲間」は、あんまりでした。というのは、前者2作は、いわゆる強い者いじめ、後者2作は、弱い者いじめだからです。

欧米のコメディって、政治家とか、強い立場の人をネタにすることが多いと聞いたことがあります。しかし日本のお笑いは、売れていない芸人ほど体を張らなきゃいけなかったりするので、見てて辛くなるんですよね… ただ、最近全然見ていないので、今は事情が変わっているかもしれませんが。

その点、大味な料理を出すお店の理由が独特な「大味屋」、朝ゆっくりしたい高校生の「それぞれのライフスタイル」、三択クイズの出し方に文句をつけられる「三択」は、利害関係は発生しないので、純粋に楽しめました。

 

-印象に残った部分:ストーリー編-

特に印象に残ったのは、「それぞれのライフスタイル」

とにかく「朝ゆっっっくり」したくて、定時制の高校に通っている男子高校生があれこれツッコまれる話なんですけど、ワタクシ的に、それってそんなに悪いこと!?と思ってしまったんですよね(笑)。

というのは、ワタクシ、昔からめちゃめちゃ朝弱いんですよ。高校までは一応なんとか滑り込みセーフで学校に行っていましたが、短大では、必修科目以外は絶対に1限目に授業を入れず、午後から通学ってこともありました。そして今は、たいていお仕事は夕方からなので、だいたい寝るのは明け方で、起きるのはお昼。睡眠時間は5時間くらいですけど、体を起こすのに2時間はかかる(汗)。

…いや、ホントに、午前中に起きると、体調が悪くて、動悸がするのですよ。先日も、午前中に健康診断があって、明らかに脈が飛んでた(笑)心電図のことであれこれ言われ、今は時差ボケなだけで、普段はこんなことないんです、と、かろうじてその場を乗り切った、なんてことがありました(笑)。普通の人とは時間がずれてるかもしれないけど、ワタクシには規則正しい生活なのです(笑)!!!

朝ゆっくりするのはいいですよ。…実際今も、お仕事前にのんびり昼間っからブログを書いてるくらいですからね(笑)。太陽が出ている間は、ぼぉ~っとして、生産的なことが何もできない体質なのです(ふぅ)。

という、体調の問題なのかどうかわかりませんが、梅原さん演じる、定時制高校生も、自分にこだわりを持って、そのライフスタイルを貫いているんですね。今は、多様性が認められつつある時代なんですから、別にええやん!…ただ、ちょっと変わっている点は、梅原さんの演技力も相まって不気味すぎたので、まぁ、お友達にはしたくないタイプですけど(笑)、あそこまで貫かれたら、逆に気持ちいいです←誉めてます(笑)。

あと「夢追い人」も面白かったですね。梅原さん演じる居酒屋店長は、売れないバンドマンや、俳優をバイトに勧誘して、夢を追う彼らを応援しているのかと思いきや、実はそんな魂胆が!… その気持ちはわかるし、バレないようにうまくやっているのも憎めない。でも、批判を受けるのももっともで、何なら、ちょっと痛い目にあっておけ!と思ってしまう(笑)。その絶妙なバランス感覚が、ホントに面白かったです。…もちろん、演技力が物を言っているのは言うまでもない。あのセリフの言い方(笑)。梅原さんおもろすぎる☆

 

-まとめ-

ホテルに帰ってきてから、配信も見ました。会場では、残念ながら表情まではよく見えなかったので、それを埋め合わせる感じで☆ …auスマートパスプレミアム会員はちょっと安かったし、しかも最近スマホを機種変して、ポイントをたくさんもらっていたので、かなりお得でした(ありがたい)☆

会場の笑い声があまり入っていなかったので、臨場感にはやや欠ける面がありましたが、近くで見れるのはやっぱりいいですね☆

ということで、評価は☆☆☆☆彡4つ半。

行ってみてホントによかったと思っています!声優さんって、やっぱり、いったんある役のイメージが付いてしまうと、そういう系統の役が続くことがあると思うのですよね。それと正直、アニメは、いくつか見ていくと、またこのパターンか、と思わざるを得なくなる…。その垣根を取っ払って、それぞれの声優さんの新たな面が見れたところが、非常によかったです!

あと、朗読っていいですね。ちなみに、その後、Audibleの無料体験で、梅原さんほか、いくつかの小説の朗読を聴いたのですが、雰囲気を作ってくれて、話に入り込みやすくしてくださるのは言うまでもなく、男性だけでなく、女性も含めて、すべてのキャラを演じ分けていらっしゃるところに感心しきり☆ 声優さんってホントに凄い技術の持ち主!

そしてもちろん、舞台ならではの掛け合いとか… アドリブで一部事故ってましたが(笑)、やっぱり、生で見に行くのはいいなぁ~と思ったのであります。…ただ感想を書くのが難しく、遅くなってしまいました。。。

ということで、そろそろお仕事に行ってきますね(笑)。

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