時々ある小ネタ集:倍速再生の歴史

最近、倍速再生は悪だ、的な記事をよく見るのですが、ワタクシにとってはそれがごく当たり前だし、何故にそれがそんなにいけないのか?別に、好きに見たらええやん?とか思うので(笑)、これまでの経緯を書いておこうと思います。話は小学生時代にまで遡ります(笑)。

-早送りしたいと思うようになったきっかけ-

小学校の授業が、ヒマで、ヒマで(笑)。

きっかけは多分、これです。小学校低学年の頃の授業がね、ホントに暇すぎて、早く次に行ってくれ~、と常々思っていたのですよ(笑)。でも、中学年くらいになると、そう願ってもどうにもならないことがわかって、あらゆることを諦め始め、高学年になると、現実逃避に命をかける人間が完成… ま、よくあるアイドルとかバンドにハマる、ってヤツです(笑)。

それはさておき、そろばん塾に通わされていたのと、長期休暇の宿題はラスト3日で片付ける!が恒例になっていたことから(笑)、さっさと片付ける!という習慣が身についていたことも関係しているかもしれません。

それで「速読」に興味を持ち、いわゆるハウツー本で、練習してみることに。ワタクシが読んだものは、簡単に言うと、文字を一字一句追いかけるのではなく、ページ全体を写真に撮るように、画像として脳内に焼き付ける!というもの。ただ、本に書いてあるようにはうまくいかず、まぁ普通の人よりは早く読めるかな?くらいな感じまでにしか、なりませんでした。

ただ、映画の字幕程度なら、パッと出た瞬間に理解できるようになりました。…あるとき、コメディー映画を見に行ったら、ワタクシの笑うタイミングが人よりかなり早い事が判明(笑)。画面の人が話し始めるやいなやもう笑ってる、な感じになっちゃうんですよね(笑)。…それ以降、気をつけていますよ(汗)。

あとは、中学生くらいのときに、タッチタイピングをマスターしました。…字を書くのがめんどくさい(笑)、のももちろんあるのですが、手書きだと、思考に追いつけないんですよ。昔から、考えたことを手書きしようとすると、思考の方が先に進んでいってしまうものだから、いつの間にか脱字が発生してしまう、というのが悩みのタネだったのです。でも、タイピングだと、思考が文字になるまでのタイムラグがぐっと小さくなるので、ストレス激減。…だからか、ワタクシのブログの記事は、人が話している様子がそのまま文字になっているみたい、と言われたことがある(笑)。

まぁ、つまりは、ワタクシが非常に合理的な人間だということを、ご理解ください。

 

ー読書も時に倍速-

その後、大人になってから文学部に入学したのですが、今思うとあの頃はよく本を読んでいましたね。大体平均1時間に100ページのペースだったので、そのつもりで、いつまでに何冊読もう的な計画を立てていました。

ワタクシ自身は読書が好きなのですが、その理由の一つとして、読む速度を自由に変えられることが挙げられます。つまり、最初はゆっくり読むけど、文体や書かれている内容に慣れてくるにつれてスピードアップ、風景描写などはざっと流し、何かしら転機となる出来事が起きたときにはゆっくりめに、そして、ラストが気になり始めるとどんどんページをめくるスピードが上がり!一気に駆け抜ける!という感じ。

もちろん、文字を一字一句読むようなことはありません。基本的に大体3行くらいを同時に読んで、目についた単語と単語を頭の中で再構築して、ストーリーを作り上げる感じ。あと、Kindleを買ったら、更に読むスピードが上がりました。縦書きのものなら、1行の文字数を少なめにして、目はあまり上下動させず、右から左に目を走らせる感じで読んでいくと、目の疲れは最小限に、そして早く読めるというわけです☆

こちらは以前UPした、Kindle Paperwhiteでの画像ですが、今でも読書をするなら、iPad Airよりは、iPad miniのほうがいいですね。…だって、人間の目は横についているんですから、縦に動かすよりも、横に動かすほうが楽だと思いません(笑)?あと、できるだけパッと見で情報が一気に入る方がいい… 速読術のところで学んだように、そのまま画像として脳内に取り込むには、画面が小さい方がよいのです。

ちなみに、マンガはあまり好きではありません。コマを見る順番がページによって違うこと、ページ数の割に話が進まないこと、絵の好みに左右されることが原因です。コスパ的にもタイムパフォーマンス的にも、普通の文字だけの本の読書の方が合理的☆

 

-倍速再生可ビデオの到来-

話は並行するのですが、昔のビデオって、早送りすると声が高くなっていたじゃないですか… 今の人は知らないかも(笑)。でもあるとき我が家にやってきたビデオは、1.6倍速の機能がついていて、しかも、早送りしても、セリフが速くなるだけで高くはならなかったんですよね!これで生活が一変しました!!!多分、15~20年くらい前のことです。

昔のブログを読むと、ワタクシ自身もビックリするのですが、1ヶ月に10~20本もの映画を見ていたらしいんですよ(笑)。それはこのビデオくんのおかげ☆ もちろん、最初はちょっと速いなぁ~と思っていたのですが、だんだん慣れてきますし、逆にちょっと速いという負荷がかかることによって、より集中力が増すという!

ただ逆に弊害も出てきました。… このビデオで見るのにすっかり慣れてしまった結果、普通に映画館で映画を見ると、テンポがゆる過ぎて眠くなってしまい、すっかり映画館で爆睡する人になってしまったのです(汗)。…それまで毎年映画館で見ていた、名探偵コナンで寝てしまったとき、もう映画館はダメだ、と思ってしまった(苦笑)。

でもその後購入したビデオは、1.3倍速が限界で、前の1.6倍速が恋しい、と思っていたのですが、YouTube、Tver.、NHKプラスなどの動画が倍速再生できるようになったことで、いよいよワタクシの時代がやってきた!という感じに(笑)。

普段動画を見るのは食事をするときなので、1.4~1.5倍速くらいにしています… あまり速いと、消化に悪いから(笑)。でも、アニメをイッキ見していたりして、続きが気になり始めると、動画視聴だけに専念し、その分2倍速近くにスピードアップ!あと一気に見ると、前の回までの復習等をいちいちしなくてもよいので、できるだけ短時間に、かつ集中的に見たほうが、ワタクシ的には印象に残りますし、満足度も高いです。

こうなったのも、年とともに集中力が低下していることが原因として挙げられます。今は、いろいろとしなきゃいけないことがあるのですが… 仕事の勉強とか、大学の勉強とか、推し活とか、家事とかですね。それで、ゆっくり再生していると、他のことがあれこれ気になってしまい、画面の片隅で他のことを検索し始めた日にはもう、もともと見ていたはずの動画への集中力が絶たれてしまい、結局話がわからなくなるのですよ←時間の無駄(汗)。それよりは、倍速で、集中力を高めて、一気に見るほうがよほど効率がよい☆

ちなみに、去年は、大学のメディア授業も受講していたのですが、そちらは1.2~1.4倍速で視聴していました。あまり速くすると、メモを取る手が追いつかないんですよ(汗)。でも、話自体…法哲学とか、民事訴訟法とか、難しくて、一度見ただけでは理解できないんですよ(汗)。ただ、時間には限りがあるし、なんとかせねばっ!ということになったとき、最初から2回見るつもりの速さで見る、という作戦に落ち着いたというわけです。…今年はシステムが変わって、標準速で再生しないとカウントされない、という情報が流れてきたのですが、ホント?

それでも、見る作品とか、体調によって、いろいろと設定を変えてはいますよ。やっぱり、楽曲の演奏動画、歌モノのアニメは早くすると曲が台無しになるので、標準速に、情報量が少ない作品は、最初から2倍速に、あと最近、情報量が多すぎて、0.5倍速で視聴したものもありました(笑)。

それから、英語のリスニング力を養うために、英語のニュースを毎日ポッドキャストで聞いているのですが、そちらは1.1倍にしています。…ネイティブの人の英語はただでさえ速いですからね(汗)。ワタクシにはこれが限界。

一方、Amazon Prime Videoも、アプリだと倍速再生できないので、敬遠しがちになってきました。… 実は、見たい作品があるのですが、何度かチャレンジしたものの、その都度寝落ちしてしまい、半ば諦めモードに。今は、U-NEXTが大活躍しています☆

 

-まとめ-

ワタクシが考える倍速再生のメリットは、

・集中力が高まり、理解度が上がる!
よし見るぞっ!っていうスイッチを入れることで、映像の世界に没頭できる。

・多くの作品を見れる!
単純に、見たい作品がたくさんあるので、サクサクさばけるのは嬉しい☆ あと、好きなものは何度でも見れちゃう☆

 

一方デメリットは、

・寝る前にやると、頭が冴えて眠れなくなる!
…おかげで、「自律神経を整える動画」を流しながら寝る毎日になっています(笑)。

 

結論としては、

・別に好きな速度で見ればいいんじゃない?

倍速再生するかどうかよりも、理解度のほうが大事ですし、何をどう見るかは、個人の自由だと思いますし。ワタクシは効率を求める、というただそれだけ。

ということで、最近猛烈に見ているアニメの感想が物凄く溜まっているのですよ(笑)。そのうちまとめて書きたいのですが、今はメチャメチャ読書をしないとレポートの締切に間に合わない可能性大!なので、気合いを入れねば、と思っているところです。いずれにせよ、作業は短時間に効率よく!どうしよう~、あまり時間がないしなぁ~と迷っているヒマがあったら、何かしよう!そのほうが精神衛生上よっぽどいいと思います☆

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