法学部甲類の必修科目「刑法総論」のレポートが、4度目の挑戦でついに合格しました。理不尽だと思うコメントもありましたが(汗)、おかげで刑法のレポートの書き方がつかめてきた気がします。僭越ながら、アドバイスもしてみますよ。
Table of Contents
刑法総論レポート(2021年課題)
初回:不合格
2022年3月2日提出、同3月29日返却
長めの事例問題でした。いただいたコメントには、
全体的に読みにくいので、法的三段論法を意識するように
と書かれていたので、以下の参考文献を紹介していただきました。
ただ、方向性は合っているのだと安心しました。そして、紹介していただいた本を読みつつ、再チャレンジ。
2回目:不合格
2022年5月20日提出、同6月25日返却
論点の検討については改善の余地あり
むむむ。前回は指摘されていなかったところにまで、コメントがついている。それならそうと最初に言ってくださいよ(汗)。
ただ指摘箇所は3箇所でしたし、丁寧なアドバイスが入っていたので、今度こそは!と再チャレンジ。
3回目:不合格
2022年7月21日提出、同8月24日返却
コメントを踏まえているが、論点の検討には改善の余地あり
字数の問題で、前回の内容を少し削ったんですよ。そしたら説明不足だと書かれた箇所もあったという(汗)。でも、指摘していただいた箇所の参考文献をよくよく読み返してみたら、解釈を間違っていたことも判明。今度こそは!と思いつつ、秋冬は仕事が忙しく、再提出期限ギリギリで提出しました。
4回目:合格
2023年2月22日提出、同3月23日返却
基本的な理解は押さえられるようになっており、合格
とあったのですが、実はこの回が一番コメントの箇所が多かったという(笑)。ただ、結果的に大幅に字数をオーバーしていたのですが、その点は問題なかったようです。
しかし、今後の刑法の学習の仕方もアドバイスしていただきました。愛のあるムチのおかげで、一回り成長したことを実感することができました。
科目試験は、代替レポで一発合格していたので、無事に単位取得!そして、必修科目が無事に終了いたしました!
…オール「B」(笑)。
「刑法総論」レポートのアドバイス
レポートの形式
- 全体の結論
- [1]の事実確認
- 考えられる罪状
- 問題
- 根拠を元に検討
- [1]の結論
以後[2] [3]… があれば順次検討し、
- 責任能力の有無
- 罪数
- 全体の結論
という形式にしたら、2度目以降は特にご指摘をいただくことはありませんでした。
やはり大学のレポートは形式が重要ですね。添削者の方は、同じ型の文章に慣れていらっしゃるから、そうでないものは読みにくいんでしょうね(汗)。
字数の問題
上でも書いたように、5300字を超えていましたが、「刑法総論」に関しては無事に合格しました。
コメントを踏まえると、もうどこも削れない、の状況になってしまい、かなり困っていました。しかし、字数をオーバーしても合格したという話を、思い出したので、そのまま出すことにしました。
字数よりも、全体のまとまりを優先しましょう。
「刑法総論」レポート感想
刑法のレポートは難しいですね。指摘しなければいけない点が非常に多い上に、根拠を元に細かく検討をしていくことが必要です。
でもこのレポートを書いたおかげで、事件のニュースを見たら「これは〇〇に該当するかな?」とあれこれ考えるようになりました。法学部の学生らしくなってきましたね(笑)。
文学部のときは、必修科目が特になかったため、2回不合格になったら、他の科目に乗り換えていました。よって、こんなに何回もレポートのやり取りをしたのは初めてです。ただ、毎回丁寧なコメントをいただけたので、先生の期待に応えるべく頑張らねば!と、思うようになりました。
ただ、2021年課題で出していたので、期限切れが心配で非常に焦りました。今回合格できていて、本当によかったです。
必修科目は逃れられません(汗)。しかも、憲法や民法総論は、なんとなく出しただけでサクッと合格していたのに、この難易度の違いは(汗)。でもその分たくさん勉強させていただき、自信がついたので、次のレポートも頑張っていきたいと思います!