映画『新しい靴を買わなくちゃ』(2012)

そろそろ今年を振り返るネタも書かないとね~。

ということで、これは春の仏検の直前に見た映画ですね。舞台がパリなので、テンションが上がるかと思いまして(笑)☆

ストーリーは… 妹と共にパリにやってきたセン(向井理)だったが、妹に置き去りにされ、パリでひとりぼっち。ホテルも分からず呆然としていたところに、日本人女性アオイ(中山美穂)と出会い、あれこれ助けてもらううちに…。

今映画のレビューをいろいろと見てきたのですが、評価が低くてビックリしましたね。しかも、若い子にはこの映画のよさが分からない、的な意見がチラホラあり、んんん?みたいな。…ワタクシ的には、いい映画だったと思いますよ☆ それなりの年だってことですか(笑)?

まずはパリの風景が美しいのと、二人の微妙なやりとりがいい感じでした。登場人物は多くないですし、わりと室内のシーンが多いので、そこはパリでなくてもいいんじゃない?的なことを思ったり、あとはまあ、ドラマではよくあるベタな展開かも知れませんが、映画を見ているその瞬間、自分もそこで、同じ時間を過ごしているような気になれただけでも、映画としては合格なのでないかと思います。

ワタクシは映画を見るとき、一度に通して見ることは滅多にないのですが、この映画はビデオを止められなくて、ずっと見てしまいました。ストーリーの展開をあれこれと推測したり、このシーンがいいとか、あんまりよくないとか批評することもなく、その場の雰囲気を楽しんで、気づいたらエンドロール、みたいな。そんな感じで、純粋に楽しめた映画でしたよ。…まあ、妹がちょっとウザかったですけど(汗)。

ということで評価は☆☆☆☆4つ。バッチリ現実逃避できました☆ 何だか、いつもに比べて今年はあまり映画を見なかったので、来年はたくさん映画を見る年にしたいですね♪

映画『マイ・ベスト・フレンド(原題:Miss You Already)』(2015)

あー、久々に泣きましたね。

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小学生の頃からずっと親友である、ミリーとジェスは、いつでも一緒☆ しかし、ミリーに乳がんが見つかったり、ジェスは不妊治療を受けたり、それぞれの問題が進展していって、ついには大ゲンカ!…それでも二人は、大事なときには真っ先に駆けつける、唯一無二の親友☆

病気の問題が出てくるわけですが、湿っぽくならないのがこの映画のいいところです。ま、教育上よろしくないジョークが飛び交ったりするわけですが(汗)、それこそリアルな感じがしますよね。悲しんでいるばかりではないと思います。

そして、泣けた、というのも、悲しくて泣けたわけではなくて、お互いの大事なときにそばにいれてよかったね、という喜びの涙です。エンディングも、一瞬頭をよぎった、あまりにも劇的な展開ではなく、心温まるシーンになっていました。

イギリスを舞台にした映画なのですが途中、『嵐が丘』の舞台となる荒野を見に行くシーンが、文学部出身としては興味深かったです。英文学って、自然が出てくることが多いです…T・S・エリオットの詩も読みましたね~。荒涼とした土地、ってこんな感じなのか~。

話を戻して、レビューを見ても分かるように、男性には受けなさそうな映画です…確かに、この二人の旦那さんたちは、それぞれ大変(汗)。でも、ワタクシは女性ですし!引き込まれて、一気に見てしまいました~。

何か最近、やたらヘヴィーな映画ばかり見ていたので、久々にホッとできてよかったです。親友って、気を遣わなくても勝手にタイミングがいいから、いつもはあんまり気にしてないけど、これからはもっと大事にしようと思います。

映画『スター・トレック BEYOND (原題:Star Trek Beyond)』

最近、映画ばっかり見てる気がします(笑)。

さてさて、スタートレックに関しては、TNGとVOYのシリーズ全話&映画は全部見ているほどファンなので(笑)、当然見てみましたよ~。

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ストーリーは、依頼を受けてアルタミット星に赴いたエンタープライズ号だが、大量の敵軍の攻撃を受け、墜落。彼らは無事にその星を脱出できるのか?また、その星で悪行を企むリーダーの正体とは?と、こんな感じ。

はっきり言って、ストーリー云々よりも、そのシーン見たことあるわ、という懐かしさに、思わずほくそ笑んでしまうのが楽しかったです(笑)。…それをパクっていると見るのか、オマージュを捧げていると見るかは、観客の自由ではないでしょうか。ワタクシ的には、映画の新シリーズのファンには、昔の作品を知らない人もいると思うので、分かる人には分かる!楽しさに関しては、好意的に受け止めました☆

ちょっとネタバレします。

最初の山場である、エンタープライズの円盤部切り離し、からの墜落は、『ジェネレーションズ』のシーン、そのまんま!懐かしい~!…でもその前に、ワープナセルが攻撃されて、本体から切り離されてしまうシーンは衝撃でした。あれがないと、なんのこっちゃ!?って感じですよね(笑)。また、カークが、銃を構えてとあるセリフを言うシーンは、データ少佐を彷彿とさせました☆ 一方、小さいのの大群が押し寄せてくるシーンは、『マトリックス』に出てくる、センチネルみたいでした。…小さいのがいっぱいって、気持ち悪くて苦手(汗)。

はさておき、未来の話なのに、ここぞという大事な場面では、いかにもアナログな手段で闘うというところが面白かったです…今を基準に考えてはいけませんよ(笑)。新しいのに、古い、というのが、いかにもスタートレックらしくていいところですよね?

あと、宇宙基地、ヨークタウンの街がカッコよかったです。…あれ、星じゃなくて、あくまでも宇宙基地なんですよね。重力の働き具合が気になる気になる。どうなってるんでしょう~?

という感じで、いろいろと目の保養的な要素が多くて楽しめたので、☆☆☆彡3つ半です。今でも、紅茶を頼むときは、アールグレイティーのホットだし、スタートレックのゲームをしたり、オーディオブックを聴いたり、相変わらず、スタートレックは好きですよ♪ ワタクシは、宇宙艦隊に志願したいです←と昔から言っている(笑)。