映画『スター・トレック BEYOND (原題:Star Trek Beyond)』

最近、映画ばっかり見てる気がします(笑)。

さてさて、スタートレックに関しては、TNGとVOYのシリーズ全話&映画は全部見ているほどファンなので(笑)、当然見てみましたよ~。

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ストーリーは、依頼を受けてアルタミット星に赴いたエンタープライズ号だが、大量の敵軍の攻撃を受け、墜落。彼らは無事にその星を脱出できるのか?また、その星で悪行を企むリーダーの正体とは?と、こんな感じ。

はっきり言って、ストーリー云々よりも、そのシーン見たことあるわ、という懐かしさに、思わずほくそ笑んでしまうのが楽しかったです(笑)。…それをパクっていると見るのか、オマージュを捧げていると見るかは、観客の自由ではないでしょうか。ワタクシ的には、映画の新シリーズのファンには、昔の作品を知らない人もいると思うので、分かる人には分かる!楽しさに関しては、好意的に受け止めました☆

ちょっとネタバレします。

最初の山場である、エンタープライズの円盤部切り離し、からの墜落は、『ジェネレーションズ』のシーン、そのまんま!懐かしい~!…でもその前に、ワープナセルが攻撃されて、本体から切り離されてしまうシーンは衝撃でした。あれがないと、なんのこっちゃ!?って感じですよね(笑)。また、カークが、銃を構えてとあるセリフを言うシーンは、データ少佐を彷彿とさせました☆ 一方、小さいのの大群が押し寄せてくるシーンは、『マトリックス』に出てくる、センチネルみたいでした。…小さいのがいっぱいって、気持ち悪くて苦手(汗)。

はさておき、未来の話なのに、ここぞという大事な場面では、いかにもアナログな手段で闘うというところが面白かったです…今を基準に考えてはいけませんよ(笑)。新しいのに、古い、というのが、いかにもスタートレックらしくていいところですよね?

あと、宇宙基地、ヨークタウンの街がカッコよかったです。…あれ、星じゃなくて、あくまでも宇宙基地なんですよね。重力の働き具合が気になる気になる。どうなってるんでしょう~?

という感じで、いろいろと目の保養的な要素が多くて楽しめたので、☆☆☆彡3つ半です。今でも、紅茶を頼むときは、アールグレイティーのホットだし、スタートレックのゲームをしたり、オーディオブックを聴いたり、相変わらず、スタートレックは好きですよ♪ ワタクシは、宇宙艦隊に志願したいです←と昔から言っている(笑)。

卒論という名のトラウマ

今年はいつもとは違う夏ですよ~。

今は、社会人になってから初めてじゃないの?っていう感じで、お盆休み中なのでございます。しかも、スクーリングもないしね☆ そして、今年の春からあれこれバタバタしていた仕事も一段落したので、ボチボチブログを書いていこうと思っておりますけども…。

実は問題がありまして。

卒論を書いていた頃の、キツイ毎日が、フラッシュバックするのですよ。しかも、日に日にひどくなっている気がして、ここまで来ると、完全にPTSDではないかしら?と(苦笑)。

話は去年の今頃に遡ります。

去年の夏はホントに忙しかったんですよ。特にバイトが。で、1ヶ月に6キロ痩せたんですけど、本業ももちろん忙しいし、でも、卒論を書かなきゃいけない…でも、はかどるはずがない(汗)。そもそも、ワタクシの睡眠時間は過去5年間くらいずっと3時間台で、肉体的にしんどかったのに加え、卒論を書きたいのに書けないストレスが相まって、限界を超えてしまいました。

それで、「毎日死にたくてたまらないので、辞めたい」とバイト先に相談したのですが、次の月のシフト表には更にシフトが増えていて…、ま、結局、10月に指導教官からダメ出しいっぱいメールが届いたときに、もうダメだ、と思って、1ヶ月休みにしてもらったんですけど。

そこからも、本業がどんどん忙しくなって、自殺願望もどんどん高まって、道路に飛び出しそうになったり、白目が出血したりしながらも、何とか無事に提出できたので、それでおさまるかと思いきや、天候不順で最後の科目試験を受けに行けなかったりとか、ストレスは一向に減らない。

実は、卒論が一番大変だったとき、毎日仕事の後にファミレスに籠もって、Yuri on Ice(アニメの曲)を1曲リピートで何時間も聴きながら書いていたんですよ。主人公たちが頑張る様子がワタクシ自身に重なって、応援してくれているような気がして、そればっかり聴いていたんですね。

そしたら、卒業試験の日、新幹線の中で音楽をシャッフル再生していたとき、たまたまその曲が流れて…思わず号泣。極限まで追い詰められていた毎日がフラッシュバックして、試験の準備どころではなくなってしまいました。…それでも何とか、東京に着いてから準備しましたけど、15年かかってやっと辿り着いた卒業試験のための準備が、わずか20分だなんて、今思うと冷や汗ものです(汗)。

幸い、先生からはその場で卒業内定のお言葉をいただいたので、それでやっと呪縛から解放されるかと思いきや、その後も、仕事の忙しさは続き、加えてごほうびに行くはずのライヴに行けなかったりして、気分が晴れない(汗)。

そして卒業式。1週間ほど前から胃が壊れて、何も食べられない…。しかも、卒業式や、その後の学位授与式の最中にまたフラッシュバックがきて、こらえるのに必死。何か嫌な感じだなぁ~と(苦笑)。

振り返ると、この1年で、ワタクシはすっかり変わってしまいました。一気に10歳くらい老けた気がしますし、賑やかな音楽をまったく受け付けなくなり、ライヴに行こうだなんて気はまったく起こらなくなり、それどころか外出自体も億劫になり、チョコレートが食べられなくなり、デザートにときめかなくなり…、つまりは、あのキツイ日々を思い出させるような要素は、全く受け付けなくなったということです。

だから、好きだったバンドに興味が湧かなくなったし、というか思い出すといろいろ辛くなるし、卒論のときにいつも通っていたファミレスには怖くて行けないし、Yuri on Iceは携帯から消し去ったし、東京&横浜にも行こうという気が起こらない…。これは大分重症だなぁ(苦笑)。

でも春からは、バイトを辞めたことにより生活も大きく変わったし、仕事で新しいことにいろいろチャレンジしているので、毎日が日々新鮮なのですが、夏が来てから、去年の今頃は、っていう感じで、何かがザワザワし始めて、これは無事に秋を越せるのか、と心配になってきたので、ブログに書くことにしました。ちょっとでも、このモヤモヤが分散できればいいな、と思って(苦笑)。

対処法としては、もう忘れるしかない(笑)!ちょっとやそっとでは癒えないほどの深手を負ったようなので、それは封印して、新しく楽しいことに取り組もう!

それもあって、今までは手を出していなかったゲームをやってみたり、アニメや映画を見たり、いっぱい寝たり(笑)、また、途中になっていたフランス語の勉強をがっつりやってみることにしたり。

そうなんです、それでも向学心が衰える様子は全くなく、実は、次は、法学部に行きたいな~なんて。でも、フランス語の勉強は、これ以上ブランクが空いたら、上の級に進むのが相当厳しくなると思うので、しばらくは集中して勉強しようと思っています。何級まで目指すのか、DELFを受けるかどうかなどはまだはっきりとは決めてないですけど、それが一段落したら、また大学に行きたいです。

ちなみに、卒業後、地元の通信三田会の会長さんから、ご丁寧なお誘い状をいただいたので、連絡させていただきました。都合がよければ、次の会合には出席したいと思っています。…何やら、ご近所に先輩がいらっしゃるようですよ。しかも、在籍期間がかぶってるみたい。世間って狭いですね(笑)。

そんな感じで、在学中、素晴らしい教育を受けられましたし、学費が安いし(笑)、母校への愛着は今も変わらないので、次も慶應の通信にしようかな~、早ければ来年かな~、と考えていますが、入学許可いただけるかな(心配)?入学できたとしても、いくつか単位が取れるまでは、黙っていようと思います(笑)←文学部に入学したときも、単位が半分くらい取れるまでは、周囲に言ってなかったんですよ。卒業できるかどうか、自信を持てなかったので。

さて、今は、スクーリングの最中ですね~。テキストに比べ、スクーリングだとかなり単位が取りやすいので、そういう意味では、単位ってお金で買えるんだなって思ってました(笑)。受講されるみなさん、頑張ってくださいね☆

あ、卒論自体は、忌まわしい記憶ではないです。直したい箇所はいろいろありますが、できるだけのことはやったという満足感&達成感がありますし、とてもいい経験でした。そうではなく、やりたいことができないという、この上なく不条理な日々を思い出すことが辛いのです。

でも、これを書いたら大分気分がラクになりました。というわけで、みなさん、ご心配なく~。

映画『マクベス』(2015)

相変わらず、やらなきゃいけないこと満載で、ワタワタしております。。。

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以前「英米戯曲研究」のスクーリングで『マクベス』について学んだとき、シェイクスピアの作品は日々舞台化or映像化されるので、ライフワークとして今後も研究を続けるようにと言われたことをきっかけに、それ以来、シェイクスピア作品が放送されるときには、とりあえず見るようにしています。

まずは、『マクベス』という戯曲についての紹介を…以降、髙宮先生の受け売りです(笑)☆ シェイクスピアの四大悲劇のうちの一つで、2時間くらいで上演できるとても短い戯曲であることが特徴です。ストーリーを物凄く簡単に説明すると、スコットランドの将軍マクベスが、3人の魔女から「いずれは王になる」と予言され、王ダンカンを殺し自らが王になる。しかし暴政を行ったため、最終的には殺される、と。

そもそも、シェイクスピアの「悲劇」というのは、単に悲しいお話なのではなく、主人公の意志が弱いために誤った人生を歩んでしまい悲しい結末を招くという意味です。マクベスに関しては、もともと有能な将軍だったので、そのうち王になれたかもしれないのに、予言を聞いて欲に目が眩み、殺人を犯してまで自らが王位に就いたばかりに、結局は自らが命を落としてしまうという点において「悲劇」ということになっています。

ちなみに『マクベス』の上演作品として、世界的に評価が高いものが3つあると教わりました。1つめは、ロマン・ポランスキー監督の映画『マクベス』、2つめは、黒澤明監督の映画『蜘蛛巣城』(翻案作品)、そしてもう1つは、蜷川幸雄さん演出の『NINAGAWAマクベス』だそうです。…初めの2作はスクーリング後見ましたが、蜷川さんの作品に関しては、講義中に一部を見せていただいたのみです。

ということで、この映画に関してですが、まああまりにも有名な作品だから、ということもあるのか、説明がほとんどなされないので、ストーリーを知らないとついて行けないかも知れません。かく言うワタクシも、ストーリーは知っていたものの、ちょっと気を抜いていたらこの人誰だっけ?ということになり…みんな小汚い格好をしてる上、そもそもワタクシはなかなか人の顔を覚えられない(汗)。それでなくても、マクベスとか、マクダフとか、マルカムとか、「マ」から始まる人が多くて覚えづらいよね(汗)。

印象に残ったシーンとしては、マクベスの家。普通はお城なのですが、テントだったこと!これは、制作費の都合なのか(笑)!?でも、戦場だったということを考慮すると、それもありなのかな?

次に、マクベスがとにかく悪人であるということ。実は、ダンカン王を殺すようにそそのかしたのはマクベス夫人なので、ワタクシ的には、マクベス夫人がとにかく悪い人、という印象を持っていたのですが、殺すように言われたあとは、マクベス自らが非道な行為を重ねていくように描かれていたので、同情の余地なし!という感じでした。しかしそれ故に、手を洗っても洗っても血を落とせない、とマクベス夫人が病んでいく、原作で印象的なシーンがさらっと流されてしまうので、ちょっと残念でした。

残念ついでに言うと、「森が動く」という印象的なシーンが、これまたさらっと流されてしまいましたね。…燃えてる煙が風に流されているところが、森が動いているように見える、と捉えたらいいのかな?

そして、冒頭でマクベス夫妻の子どもの葬儀が行われ、また夫人が発狂していく過程で、幼くして亡くなった子どもが出てくるところに関しては、『蜘蛛巣城』で子どもを流産したことがきっかけで一層精神を病んでいく、という見事な演出が加えられたことを取り入れたのかな?と。

三人の魔女に関しては、三人だけでなく、他にも誰かを連れていたのが印象的でした。確かポランスキー作品では、年齢の違う三人を配役して、過去、現在、未来っぽい感じを演出していたと思いますが、この作品では、子どもを連れてきたり、赤ちゃんを抱いていたり、バンクォーの息子と一緒にいたり。あれはどういう意味なんでしょう?

ということで、なかなか興味深い作品でしたが、シェイクスピアは奥が深すぎて、ムズカシイ。…シェイクスピア作品は結構いろいろと見たので、卒業前に、難関科目と評判の「シェイクスピア研究」に取り組もうと思っていたのですが、時間が足りなくて叶いませんでした。。。でもシェイクスピア作品とお付き合いするのは楽しいので、今後も機会があれば見てみたいと思います☆ 

余談ですが、先日慶應義塾から「三田評論」が大学から送られてきたのですが、髙宮先生が一筆書かれていたので、懐かしさでいっぱいになりました☆ そんな折、この映画を見たので、感慨もひとしお☆ ワタクシが大きく影響を受けた先生、ベスト3の一人は髙宮先生です。二度もスクーリングを受講しましたしね…二度目のときは試験前日から熱が出て、凄く大変だったこともいい思い出です(苦笑)。未だに、先生から教えていただいたことを、あれこれと仕事の際に語らせていただいておりますよ。ありがとうございます☆