卒論という名のトラウマ

今年はいつもとは違う夏ですよ~。

今は、社会人になってから初めてじゃないの?っていう感じで、お盆休み中なのでございます。しかも、スクーリングもないしね☆ そして、今年の春からあれこれバタバタしていた仕事も一段落したので、ボチボチブログを書いていこうと思っておりますけども…。

実は問題がありまして。

卒論を書いていた頃の、キツイ毎日が、フラッシュバックするのですよ。しかも、日に日にひどくなっている気がして、ここまで来ると、完全にPTSDではないかしら?と(苦笑)。

話は去年の今頃に遡ります。

去年の夏はホントに忙しかったんですよ。特にバイトが。で、1ヶ月に6キロ痩せたんですけど、本業ももちろん忙しいし、でも、卒論を書かなきゃいけない…でも、はかどるはずがない(汗)。そもそも、ワタクシの睡眠時間は過去5年間くらいずっと3時間台で、肉体的にしんどかったのに加え、卒論を書きたいのに書けないストレスが相まって、限界を超えてしまいました。

それで、「毎日死にたくてたまらないので、辞めたい」とバイト先に相談したのですが、次の月のシフト表には更にシフトが増えていて…、ま、結局、10月に指導教官からダメ出しいっぱいメールが届いたときに、もうダメだ、と思って、1ヶ月休みにしてもらったんですけど。

そこからも、本業がどんどん忙しくなって、自殺願望もどんどん高まって、道路に飛び出しそうになったり、白目が出血したりしながらも、何とか無事に提出できたので、それでおさまるかと思いきや、天候不順で最後の科目試験を受けに行けなかったりとか、ストレスは一向に減らない。

実は、卒論が一番大変だったとき、毎日仕事の後にファミレスに籠もって、Yuri on Ice(アニメの曲)を1曲リピートで何時間も聴きながら書いていたんですよ。主人公たちが頑張る様子がワタクシ自身に重なって、応援してくれているような気がして、そればっかり聴いていたんですね。

そしたら、卒業試験の日、新幹線の中で音楽をシャッフル再生していたとき、たまたまその曲が流れて…思わず号泣。極限まで追い詰められていた毎日がフラッシュバックして、試験の準備どころではなくなってしまいました。…それでも何とか、東京に着いてから準備しましたけど、15年かかってやっと辿り着いた卒業試験のための準備が、わずか20分だなんて、今思うと冷や汗ものです(汗)。

幸い、先生からはその場で卒業内定のお言葉をいただいたので、それでやっと呪縛から解放されるかと思いきや、その後も、仕事の忙しさは続き、加えてごほうびに行くはずのライヴに行けなかったりして、気分が晴れない(汗)。

そして卒業式。1週間ほど前から胃が壊れて、何も食べられない…。しかも、卒業式や、その後の学位授与式の最中にまたフラッシュバックがきて、こらえるのに必死。何か嫌な感じだなぁ~と(苦笑)。

振り返ると、この1年で、ワタクシはすっかり変わってしまいました。一気に10歳くらい老けた気がしますし、賑やかな音楽をまったく受け付けなくなり、ライヴに行こうだなんて気はまったく起こらなくなり、それどころか外出自体も億劫になり、チョコレートが食べられなくなり、デザートにときめかなくなり…、つまりは、あのキツイ日々を思い出させるような要素は、全く受け付けなくなったということです。

だから、好きだったバンドに興味が湧かなくなったし、というか思い出すといろいろ辛くなるし、卒論のときにいつも通っていたファミレスには怖くて行けないし、Yuri on Iceは携帯から消し去ったし、東京&横浜にも行こうという気が起こらない…。これは大分重症だなぁ(苦笑)。

でも春からは、バイトを辞めたことにより生活も大きく変わったし、仕事で新しいことにいろいろチャレンジしているので、毎日が日々新鮮なのですが、夏が来てから、去年の今頃は、っていう感じで、何かがザワザワし始めて、これは無事に秋を越せるのか、と心配になってきたので、ブログに書くことにしました。ちょっとでも、このモヤモヤが分散できればいいな、と思って(苦笑)。

対処法としては、もう忘れるしかない(笑)!ちょっとやそっとでは癒えないほどの深手を負ったようなので、それは封印して、新しく楽しいことに取り組もう!

それもあって、今までは手を出していなかったゲームをやってみたり、アニメや映画を見たり、いっぱい寝たり(笑)、また、途中になっていたフランス語の勉強をがっつりやってみることにしたり。

そうなんです、それでも向学心が衰える様子は全くなく、実は、次は、法学部に行きたいな~なんて。でも、フランス語の勉強は、これ以上ブランクが空いたら、上の級に進むのが相当厳しくなると思うので、しばらくは集中して勉強しようと思っています。何級まで目指すのか、DELFを受けるかどうかなどはまだはっきりとは決めてないですけど、それが一段落したら、また大学に行きたいです。

ちなみに、卒業後、地元の通信三田会の会長さんから、ご丁寧なお誘い状をいただいたので、連絡させていただきました。都合がよければ、次の会合には出席したいと思っています。…何やら、ご近所に先輩がいらっしゃるようですよ。しかも、在籍期間がかぶってるみたい。世間って狭いですね(笑)。

そんな感じで、在学中、素晴らしい教育を受けられましたし、学費が安いし(笑)、母校への愛着は今も変わらないので、次も慶應の通信にしようかな~、早ければ来年かな~、と考えていますが、入学許可いただけるかな(心配)?入学できたとしても、いくつか単位が取れるまでは、黙っていようと思います(笑)←文学部に入学したときも、単位が半分くらい取れるまでは、周囲に言ってなかったんですよ。卒業できるかどうか、自信を持てなかったので。

さて、今は、スクーリングの最中ですね~。テキストに比べ、スクーリングだとかなり単位が取りやすいので、そういう意味では、単位ってお金で買えるんだなって思ってました(笑)。受講されるみなさん、頑張ってくださいね☆

あ、卒論自体は、忌まわしい記憶ではないです。直したい箇所はいろいろありますが、できるだけのことはやったという満足感&達成感がありますし、とてもいい経験でした。そうではなく、やりたいことができないという、この上なく不条理な日々を思い出すことが辛いのです。

でも、これを書いたら大分気分がラクになりました。というわけで、みなさん、ご心配なく~。

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