あー、久々に泣きましたね。
小学生の頃からずっと親友である、ミリーとジェスは、いつでも一緒☆ しかし、ミリーに乳がんが見つかったり、ジェスは不妊治療を受けたり、それぞれの問題が進展していって、ついには大ゲンカ!…それでも二人は、大事なときには真っ先に駆けつける、唯一無二の親友☆
病気の問題が出てくるわけですが、湿っぽくならないのがこの映画のいいところです。ま、教育上よろしくないジョークが飛び交ったりするわけですが(汗)、それこそリアルな感じがしますよね。悲しんでいるばかりではないと思います。
そして、泣けた、というのも、悲しくて泣けたわけではなくて、お互いの大事なときにそばにいれてよかったね、という喜びの涙です。エンディングも、一瞬頭をよぎった、あまりにも劇的な展開ではなく、心温まるシーンになっていました。
イギリスを舞台にした映画なのですが途中、『嵐が丘』の舞台となる荒野を見に行くシーンが、文学部出身としては興味深かったです。英文学って、自然が出てくることが多いです…T・S・エリオットの詩も読みましたね~。荒涼とした土地、ってこんな感じなのか~。
話を戻して、レビューを見ても分かるように、男性には受けなさそうな映画です…確かに、この二人の旦那さんたちは、それぞれ大変(汗)。でも、ワタクシは女性ですし!引き込まれて、一気に見てしまいました~。
何か最近、やたらヘヴィーな映画ばかり見ていたので、久々にホッとできてよかったです。親友って、気を遣わなくても勝手にタイミングがいいから、いつもはあんまり気にしてないけど、これからはもっと大事にしようと思います。