1/10 角野隼斗全国ツアー2022 “Chopin, Gershwin and… “ at 岡山シンフォニーホール (ネタバレさほどなし)

待ってました、角野隼斗全国ツアー!結局2021年は、チケットを持っていたにもかかわらず行けなかったりして、約1年ぶり!の演奏を聴きに、岡山に行くことにしました。

ただし、ワタクシは田舎に住んでおり、このご時世に県外に外出をしていることが知れると後で面倒なことになりますので(汗)、あくまでこっそり活動することに(みなさまもご協力ください)。

そもそも、1~2月のツアーと聞いて、あら~と思ってしまったのは、そこが一番の仕事の繁忙期だからです(汗)。よって、近場の大阪や名古屋には参加が見込めず、、、でも、よく見たらツアー初日の岡山は月曜日ではないですかっ!… ワタクシは、月曜日は本業の会社からは毎週お休みを頂いているのです。それに、岡山は、乗り換えをしたことがあるだけで降りたことがないということもあり、行ってみたい!と。

ただ、1月に入り、日に日にコロナ感染者が増加していることが心配ではあったのですが、そこは、人があまり乗っていなさそうな九州新幹線を使おうとか、だだっ広い後楽園をお散歩しようとか!おおっぴらにツイートしたりしない!とか、できるだけ人と密になる機会を避けることで、ワタクシなりに対策を取ることに。

そして、早起きして、電車の中でまずは仕事(の予習)をし、新幹線で今週の予定を更新し、後楽園を散歩して!いざ、岡山シンフォニーホールへGo!

天気がよくて暑すぎました(汗)。コートはただのお荷物に(苦笑)。

そして、そうそう、サントリーホール初ソロリサイタルのBlu-rayが販売されることが前日に発表され、普段完全キャッシュレス生活なワタクシは、久々にATMに行くことに… というかそれより前に、財布探さなければならない事態に(笑)。

…そうですよ、ワタクシが初めてかてぃんさんの生演奏を聴いたのは、初のサントリーホールリアル公演で、その帰りの新幹線の中で配信を見たんですよね~。…残念ながら、Blu-rayドライブを持ってくるのを忘れたのと(汗)、ホテルには、DVDデッキの貸し出ししかなかったので、帰ってから見ることにします。死の舞踏大好き☆

そして、テレビせとうちさんのYouTubeで上がっていた映像がロビーで流されていたり、大きなかてぃんさんがいらしたり、

でもまあ、とりあえず仕事の続きをしようと座席に向かうことに…。

座席にプログラムが置いてある!でもまだ行かれていない方のために、中身は内緒にしておきます。

なのですが、岡山シンフォニーホールというところは、座席が、真ん中から左右に番号が増えていくという難しい配置で、ワタクシの席の周りでも、「席あってますか?」とか「それ反対側ですね」とか、「L」と「R」を間違えていらっしゃる方が多数…。昔、大阪のフェスティバルホールもこの配置になってましたけど、はっきり言ってわかりにくい(汗)。

ということで、何やら気になってあまり仕事がはかどらず(汗)、開演。

 

 

あまりネタバレしない方向で、書いていきますね。

 

 

ツアータイトルが“Chopin, Gershwin and… “となっている通り、最初はショパンのパートです。

冒頭がとにかく楽しい!軽やかなピアノで、ハッピーウキウキです☆

そして、1曲めが終わってからMCがありました。(だいたいこんな感じ)

 

角野さん:今日はお越しいただきありがとうございます。ツアー初日ということで、めちゃめちゃ緊張しています。なかなかコンサートが出来ないのですが、久々に2000人!いっぱいですね!

岡山に来たのは2回目なんですけど、前回も、ツアーをしているときに… まだ200人とかのキャパでやっているときですよ、そのときに、岡山に来てストリートピアノを弾いたんですけど、そのときにテレビせとうちさんがいらして、「岡山には岡山シンフォニーホールっていう、2000人の凄いホールがありますよ」と言ってくれたんです。でもそのときは、まだ200人くらいのところでやってるのに、2000人なんて!何を言ってるんだ?と思ってたんですけど、2年後叶っちゃいました!(会場:大拍手)

 

という感じで、そこからはショパンの曲を弾いてくれたわけですが、ショパンの要素を取り入れたオリジナル曲もいくつかありました。そのときに照明が凄く暗い状態から始まって、それって鍵盤見えるんですか!?と思うくらい心配だったんですけど、曲の展開とともに、明るくなっていったりして、普通のクラシックのコンサートとは違う演出もありましたね。

ただ、一つ気になったのは「木枯らし」の冒頭。あの静かな部分で、やたら咳をする人があちこちに出没して、え~!今はそのタイミングじゃない(汗)、と思っていたら、そこからやってくる木枯らしがやけに乱暴な感じで… 気を悪くされていたら申し訳ないな、と思ってしまいました(苦笑)。

…ここからは個人的な感想ですが、ワタクシは、ショパンコンクールのラウンドが進んでいくうちに、どんどん苦しくなってしまって、正直あまりコンクールを楽しむことができなくなってしまったんですよね。もともとは、ピアノというとショパン!というほど好きだったはずなのに、みなさんの緊張が手にとるように伝わったり、ワタクシが好きだ!と思った演奏をされた方でも敗退したりするうちに、どんどん息苦しくなってしまって、伝統あるショパンコンクールをリアルタイムで見ることが出来たのは嬉しかった反面、音楽は楽しむものなのになぁ~と思ってしまったりして、今でも動画を見ると複雑な心境になるのです。。。

 

ということで、ショパンパートの終わりとともに20分の休憩です。

 

でもやっぱりかてぃんさんのピアノは素晴らしくて、休憩中のお仕事ははかどりました(笑)!←そのくらい切羽詰まっている最近のワタクシ。

 

そして後半は、ガーシュウィン。こちらはうってかわって楽しいパート!!!指パッチンが会場に響き渡り!体を揺らしながら聴いていらっしゃる方も。

ちなみに、プログラムには「角野隼斗:」と曲名が入っていないものがあるのですが、タイトルが決まらず、入稿に間に合わなかったとのこと(笑)。「Teen Fantasia」というそうです。…曲は聴いてみてのお楽しみ♪

そして、かてぃんさんは一旦はけて、ピアニカを持って再登場。

 

角野さん:この曲は普通に演奏すると15分くらいなんですけど、どうなるかはみなさんにかかっています。みなさんとセッションするつもりでやります!

 

ということで、「Rhapsody in Blue」が始まったのですが、途中で会場から電話の音っぽいのが聞こえて、それを取り入れたフレーズがさらっと演奏されたところは、よみぃさんの動画みたいでした(笑)!… いやいや、音は切っておきましょう。あとは、ピアニカのホースをくわえたところで、会場からクスッと笑い声が起こったり(笑)、終盤には手拍子をされる方もちらほらいましたが… あそこで、手拍子は難しくない!?な感じで、終了したときに時計を見たら、20分経ってました(笑)(ノリノリ)♪ ガーシュウィン楽しい~♪ 一気にアメリカナイズされてしまいました☆

 

そして続いてアンコール。

アンコールは各会場違うのかな?ぼやかしながら書いておきますね。

 

とある曲を弾いてからのMC。

角野さん:ポーランドの友達が弾いていたので、僕も弾いてみたくなりました。2021年はいろんなことを経験した年で、その中でもショパンコンクールとガーシュウィンが印象的だったので、そのツアーをやりたいと言ってやらせてもらっているわけですけど…。もともと、音楽というのはハッピーなものだと思っていたんです。でも、ハッピーなだけではないということを去年知ったわけですけど、でも基本的にはハッピーなものであって、みんなをハッピーにしたいし、喜んでいただけると嬉しいんですね。でも、伝統をきちんと伝えたい、という気持ちもあって…。まとまりませんが、これからも演奏をしていくんで、よろしくお願いします!

 

…まとまらないところがかわいい(笑)。

 

そしてまだまだ鳴り止まない拍手に、ピアノの前に座ったかと思ったら、

 

角野さん:あの~、これから子犬のワルツを弾くんですけど、この曲の間だけは撮影OKにしますから、パシャパシャやっちゃってください!

 

パシャパシャって(笑)。…というか、ワタクシ、スマホの電源は切ってたので、間に合わないっ(汗)。ってことで、iPadで撮ったけど、お見せできるのがかろうじてこれ(汗)。

↑演奏が終わるとともに立ち上がった瞬間ですね(笑)。…というか、ノリノリの曲のときはだいたい、曲が終わるときにはすでに立ち上がっている(笑)。

ということで、みなさんは、電源をオフにはなさらないほうがよいと思われます(小声)。

 

そしてそして、更に鳴り止まないアンコールに、角野隼斗の代名詞ともいえるあれがっ!超ハッピーだっ!!!!明日への活力というか、今日からの活力を全吸収~!!!

 

岡山の方はおとなしいのかなぁ~?と思っていたけど、最後にはスタンディングオベーションの嵐!!!いや~、ホントに素晴らしかったです!!!こちらこそありがとうございました!!!!!

ちなみに終演は16:20過ぎ… ということで、2時間以上ありました。ただ、規制退場といいながら、あまり間隔を開けずに次々呼ばれたものだから、ロビーは大混雑(汗)。もうちょっと分散させてもよかったのでは!?

という素晴らしいひとときを過ごさせていただいたワタクシは、そのままホテルへ帰り、再びお仕事お仕事お仕事お仕事、からの、やっとレポを書く時間ができた☆ という感じです。…本業は休みでもね、他にもいろいろやることがあるんです。

 

ということで、何やらお仕事をめいっぱいした印象だけが残っているのが残念な感じですが、レポを書いたらちょっとあの感動が蘇ってきたみたい☆

ワタクシ的には、次の日曜日に大阪で試験があるので、試験の後のごほうびということでPenthouseのチケットを取ったのですが、仕事が忙しくて勉強が全くできていないし、コロナのことも心配だしで、どうしようかなぁ~という感じです。2月も予定を入れてありますが、どうかな~?またコソコソしなきゃいけないのか、諦めざるを得ないのか、状況を見て判断しようと思います!

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