映画『蜜蜂と遠雷』(2019)

以前からタイトルはよく目にしていたので気になっていたこの作品が、WOWOWさんで放送!ということで、録画して、夜中の2時位から見始めました… が、あれ?雲行きが怪しい!?

-『蜜蜂と遠雷』(2019) 出演:松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士-

  

ストーリーは、国際的なピアノコンクールに出場する4人の話。以上。

 

-見ようと思った経緯-

そもそも、この小説は面白い!と職場の同僚から聞いていたんですよね。でも最近というか、結構読書が滞りがちで、Kindleちゃんの中には未読の本ばかりが溜まっていく(苦笑)。それはさておき、「らららクラシック」の特集も見たと思います。そしてそして、去年の秋冬からハマったピアノ系YouTuberの中でも、かてぃんさんが気になり始めた頃、この映画のコンサートに出演される!という話を聞き、面白そうだな、と。

愛知のコンサートに行ってみようかなと思っていましたが、中止になっちゃいました(汗)。

-感想-

映画が始まってまもなく、どうやら群像劇っぽい感じということが分かり、ちょっといや~な予感が… 苦手なんですよ、このテの映画(汗)。そして立て続けに感じる違和感。。。いつの間にか、手にはスマホ、そして、映画や小説のレビューを検索し始める… よくないパターン(汗)。

正直言って全然のめり込めない映画で、1.3倍速で見ていましたが、もっと早送りしたかった(汗)。どうしてこんなことになったのか、YouTubeを検索してあれこれ映画のレビューを見ながら、原因を考えてみました。

・キャラクターがありきたり

音楽系の小説、漫画、ドラマ、映画はたくさんありますからね。天才、凡人、トラウマを抱えた人とか、今更驚かない(苦笑)。

・散りばめられた違和感

いろいろと気になった点があったのですが、この動画でそのほとんどにツッコミを入れてくれています(笑)。

そもそも、国際コンクールなのにやたら日本人が多いなとか、最初から気になっていたのですが、やっぱり、審査員が気になったかな~?弟子が出ているコンクールの審査員を務めていいのかとか、それちゃんと審査してるの?とか。エレベーターも気になったし(笑)、鹿賀丈史さん演じる指揮者、あれってあり!?突如挿入される回想シーンっぽいところにも、どうも馴染めず。

もう序盤の方で気持ちが離れちゃっていたので、巻き返しは困難。。。

でも、ラストで若干持ち直したのは!

・音楽

音楽系の作品で大事なのは、当然「音楽の力」ですよ!「のだめ」「四月は君の嘘」「ピアノの森」のサントラ、どれも凄くよく聴きました!なのに、もう映画の終盤まで進んでるのに、曲が全然印象に残らない(汗)、と心配していたら、ファイナルになって、やっと楽曲が気になり始めました!プロコフィエフとか、バルトークとか、ワタクシあんまり聴いたことがないので。…特に、マサルの演奏は気になりましたね!

そう多分、ファイナルになって初めて、音楽的な苦悩とかが見え始めて、やっと少し引き込まれかけた、ってところで終わっちゃいまして、コンクールの結果が字幕で出たとき、思わず二度見… 一時停止して、もう一回ちゃんと見ました(ほぉ)。

でもワタクシ的には、時既に遅し… という感じでしたね。

それぞれのアルバムも出ています。
 

 

-名場面-

ちなみに、『蜜蜂と遠雷』の映画が放送されますよ、とツイートをしたら、フォロワーさんがかてぃんさんお気に入りポイントを教えてくださいました。…しかもYouTubeを探したら、公式の動画がありました!

亜夜と塵が、月夜に月に関する曲を弾くシーン。

そして、このシーンにインスパイアされたかてぃんさんが、Cateen’s Piano Live Vol.6で月の曲シリーズをお演奏しているのですが… 今は、メンバー限定になってるのね(残念)。ということで、ご覧になれる方はどうぞ♪

ワタクシも、月は大好き!…ワタクシのHN、ウチのブログのタイトルにも入ってますし、大学の卒論のテーマにもしちゃったくらいですし(笑)、月はいいですね~♪

でもこのシーンも、ぼぉっと見ていたせいか、ワタクシには唐突すぎて(汗)。

 

-まとめ-

ということで評価は☆☆彡2つ半。…大人になると、ちょっとやそっとのことでは感動しなくなるので、困りますね(汗)。前夜睡眠不足だったせいで、集中力がイマイチだったからかもしれません(汗)。

でも一方で、小説の方には興味が湧いたかも。これまた、レビューを見ると結構辛口な人も多いですが、文学部卒ですし、想像力はたくましい方なので(笑)、そちらのほうが楽しめるかも!と期待をつなげておきましょう~。

…YouTubeには、一緒に読書しよう!っていう動画がありますが、上下巻合わせて10時間くらいある!?そんなに時間かかるの(汗)。う~ん、夏場はちょっと忙しいので、秋以降で。

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