MAKSIM THE COLLECTION @東京芸術劇場コンサートホール (2023/10/30)

もともとは、10/31のデヴィッド・ギャレットのコンサートのチケットを取っていたんですよ。そしたら、マキシムの来日公演のお知らせも到着!それが10/30だったので、連チャンで行くことにしました!…どちらも10年ぶりくらい?

いざ会場へ

たまには違うルートで東京に行こうと思って、名古屋から高速バスに乗りました。新東名経由だったので、富士山も長く楽しめましたし、途中でスタバめぐりをしましたし、楽しかったんですけど、大和市あたりで事故渋滞に捕まりまして(汗)。… 間に合わないってことはなさそうだけど、予定は一個キャンセル(残念)。でも無事に到着!

東京芸術劇場

東京芸術劇場は、舞台を見に来たことはあったのですが、コンサートホールは初めて!そしてあちこちから聞こえてくる中国語… 。マキシムの活動はFacebookで見てましたけど、日本に来てくれなくなってからは、コンサートというと中国、中国、また中国か~。という感じだったので、それも仕方ないですかね。というか、日本公演久々すぎて、席が埋まるのか心配(汗)。

実はチケットを発券したのは、コンサート前夜だったんですけど、2列め!?マジで?とチケットを二度見し、しかも実際に会場に入ったら、通路の関係で、ステージまで視界がオールクリア!!!マキシムの華麗な指さばきを堪能できる位置だということがわかりました。わ~、嬉しすぎる☆

ステージが近い!

客席は、一番後ろの方はどうだったかわかりませんが、1,2階席はほとんど埋まっていたと思います。

開演

ステージが暗転すると、グランドピアノの鍵盤の蓋あたりに設置されたライトが点灯して、手元が明るくなる仕組みになっていました。

そしてにこやかに登場したマキシムは、ちょっと老けたと思いつつ←他人のこと言えない(笑)、非常ににこやかで、黒のキラキラジャケットを羽織っていました。そして金髪がふわふわ☆

そうそう、あたりには、プログラム的なものを持っている方がいらしたんですけど、あれはどこで配ってたんでしょうか?チケットもぎりの場所には、アンケートしか置いてなくて、途中の休憩のときに、どこにあるのかと係員に聞いている人もいました。…結局分からずじまい(汗)。ということで、セトリはよくわかりません(汗)。ということで、特に印象に残っている曲の感想を書いてみますね。

Exodus

基本的には、バンドの音源をバックに、マキシムがピアノを弾くスタイル。…演奏前に汗を拭いてハンカチをホイッと投げ、イヤモニをいじって、両手を下でブラブラさせて、うんとうなずくと曲が始まるという、あ~、このルーティーンめっちゃ懐かしい(笑)。そして、大きな手でダイナミックな演奏が続きました。この曲は3曲目でしたが、あたりからは、Bravo!の声が上がっていましたよ。

ホントに、マキシムの演奏は熱量が凄いです!!!ついつい、リズムを取りながら聞いてしまう… じっとしていられない。

MCでは、9年ぶりに、以前よくコンサートを行った東京芸術劇場でまた演奏できて嬉しい、と言っていました。…9年ぶりかぁ~。とともに、そういえば東京でマキシムを見たことはなかったことに気づきました。大阪、名古屋、金沢、横浜は行きましたけど、東京は来てませんでしたね。

というか、昔はそれくらい、よくツアーをやってくれていたんですよね!ファンクラブに入っていたので、リハーサル観覧させてもらったことも何度かありますし、もうあれもこれも懐かしい(笑)。

ちなみに、ワタクシが前回参戦したのは、2016年6月21日のことらしいです。
6/21 MAKSIM at サンケイホールブリーゼ

Ballade No.2 in B Minor

リストのバラード2番の演奏前に、スタッフさんがピアノの屋根を一番高く上げていきました。ここはクロスオーヴァーではなく生音でした。…演奏はちょっと先走り気味だったかな(小声)。

そうそう、後半からは、ジャケットを脱いで、ノースリーブシャツで演奏していました。あぁ、このほうがマキシムらしい(笑)。

Croatian Rhapsody

すごくセンチメンタルな仕上がりになっていたこともあり、もう号泣です。やっぱりこの曲がワタクシ的には一番好きですし、確か月刊ピアノに載っていた楽譜を見て、頑張って練習して最後まで弾けるようになったし!感慨深いです。…今はピアノが物置状態になっているので、今度こそ掘り起こそう(笑)。

Bumblebee

曲紹介では、20年前、この曲からクロスオーヴァーの旅が始まりました、と言っていました。そうか、もう20年か!と、初めて大阪厚生年金会館で見たときのことを思い出しましたよ。ホントに、昔はめちゃくちゃハマってました。

Mission Impossible

そういえば、サブスクで音楽を聴くようになってから久しいですが、マキシムのアルバムって、国ごとに出ているVer.が違うようで、持っていないアルバムがサブスクだと聴けるんですよね。逆に、映画音楽ばかりを集めた『The Movies』がワタクシは大好きだったんですけど、今サブスクでは聴けなくなっています。やはり頼りになるのは、円盤か~。…どこに行った(笑)?今度探しておきます。

というか、マキシムのDVD等(サイン入り)、友達に貸しっぱなしになってる気がする。気が向いたら返してね(笑)。

という感じで、スリリングでエキサイティングなマキシムの演奏に、テンション爆上がり!!!めちゃめちゃ楽しい~♪

そしてアンコールは1曲。…すみません、アンコールの曲だけ分からなかった(汗)。場内アナウンスでは、アルバムが販売されているとの話だったので、そこに収録されているんですかね?

終演

ということで、途中で休憩をはさみつつ、2時間程度のコンサートが終了しました。めちゃめちゃ楽しかったです!やっぱりマキシム最高です!!!以前はテレビや、フィギュアスケートでも曲がよく流れていましたが、今や我が家はテレビがないので、最近の状況はよくわかりません(汗)。

クラシカル・クロスオーヴァーの楽しさを知ったのはマキシムのおかげですし、クラシックだけでなく、いろいろな曲に触れるきっかけにもなりましたし、また時々は日本に来てくれるといいな!

マキシムのプロフィール

マキシムは、1975年生まれ、クロアチアのシベニク出身。6歳のときにピアノを始め、クロアチア紛争中も地下室で練習を続けた結果、1993年にザグレブで開催されたコンクールで優勝。1998年に、ハンガリーのリスト音楽院に進学。在学中にニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノコンクールで優勝。

2003年クラシカル・クロスオーヴァーアルバム『ピアノプレイヤー』をリリース。アジアを中心に人気が爆発し、世界で公演を行う。また、純粋なクラシックの演奏も行っており、日本でもラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』(ユーリ・シモノフ指揮)を演奏したことがある。

マキシムの演奏は、フィギュアスケートや、テレビのバラエティ番組のBGMとしてよく使用されている。例えば、羽生結弦選手は、過去に、スクリャービンの「練習曲第12番嬰ニ短調悲愴」、マキシムのオリジナル曲「Amazonic」、リストの「死の舞踏」を使用していたことがある。

マキシムの魅力は、身長2メートルの体格から繰り出されるダイナミックな演奏、クロスオーヴァーのアレンジ、イケメンぶり!などである(笑)。2014年辺りまでは、日本でも定期的にツアーが行われていたが、最近はご無沙汰になっているのが残念である。

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