David Garrett ICONIC TOUR 2023 in Japan @文京シビックホール (2023/10/31)

久々のデイヴィッド

ある日、急にイープラスのアプリからお知らせが流れてきたんですよね。デイヴィッド・ギャレット来日公演!!!でも見たときにはすでに2次予約で、なぜだぁ~!と思いながらも、急いでポチッ。デイヴィッドは何年ぶり!?しかも、ゲストでCocomiさんが登場すると!

そしてその後、クロアチアのピアニストマキシムの公演も発表されたので、懐かしの推しを堪能する東京遠征2daysが決定したわけです。

ちなみに、文京シビックホールは、名前はよく聞きますが、実際に行くのは初めてでした。会場近くのキルフェボンで柿のタルトを頂き、会場に到着すると、凄い人!!!久々のコンサートなのに、よくぞここまで人が集まった!という感じ(驚)。

キルフェボンの柿のタルト
文京シビックホール外観
大ホール入口

そして座席に向かうと、1階の真ん中よりは後ろ… チケット取るのが遅れたからしょうがない。でも、凄く見やすい会場でした。ステージ上には、キャンドルが置かれ、椅子が3つ。

客席内

ICONIC TOUR 2023 in Japan

前半

今のところ最新アルバム『ICONIC』のツアーなので、当然そこからの曲が中心でした。久々のデイヴィッドは、ゴキゲンな様子で、1曲ずつ英語で曲紹介をしてくれて、ギターとベースの方とともに、息のあった音楽を奏でていきます。

そして時々、事前に募集されたのか(?)質問カードを読んで、それに答えるコーナーがありました。そのうちいくつかを紹介すると… ざっくりしか聞き取れていないところもあるので、だいたいこんな感じ。

Q:日本で観光に行きましたか?
David:実は昨日まで体調が悪くて、咳も出てたから、ベッドで寝てたんだ。だからどこにも行ってないよ。

Q:我が家の犬は、デイヴィッドの演奏を聞くとワンワン吠えます。どうしてでしょうか?
David:それは興味深いね。今はペットを飼っていないけど、子どもの頃に飼っていた犬は、僕がある曲のある部分を弾いていると、必ず吠えてたね。動物の本能なのかな?

そして、「普段は許されてないと思うけど、ここからは撮影してもいいよ」的な感じの発言がありました。え?ホントに?聞き間違えじゃない!?と思ったんですけど、次の曲では一部の観客が撮影を始めたので、やっぱりいいんですよね。ということで、数曲撮影しました。

サン=サーンス「Danse Macabre (死の舞踏)」

曲前のMCでは、死の舞踏とは何かというのを説明してくれました。実はワタクシ、大学のフランス語の試験のとき、「Danse Macabreについて説明している文章の和訳」という問題が出たことがあったんですよ。まさに、それと同じようなことを言ってましたね(笑)。

注:「死の舞踏」とは、午前0時に現れた骸骨が、生者と踊るというモチーフ。14-15世紀頃、ペストが蔓延し、死を恐れた人々が半狂乱になって踊ったというエピソードから来ており、多くの美術作品や音楽作品がある。

David:今日はこの曲を演奏するのに最適な日だね!だってハロウィンだからね!

と、デイヴィッドもノリノリのご様子で、スタンバイしようとしたら、ギターの方がお面を被リ始め… まぁ、そこからは映像を見てくださったほうが早いですね(笑)。この曲はホントに好きなので、聴けてよかったです♪

モーツァルト「トルコ行進曲」

ワタクシは以前は、モーツァルトが非常に苦手だったんですよ… そこまで陽気な性格ではない(汗)。でもデイヴィッドの演奏を聴いたら、ホントにハッピーな気分になって、デイヴィッドが弾くモーツァルトはありだ!というのがワタクシの認識です(笑)。

こっちはあんまり上手に撮影できなかったので、限定公開になっています。

 

休憩

そして、休憩の時間になりました。ワタクシ的には、座席で過ごそうと思っていたのですが、やたら背の高い男性が客席を出ていくのが見えて… マキシムやん!!!もれなく、その後を追いかけることにしました(笑)。

マキシムは、ロビーでマネージャーさんたちとお話ししていたんですけど、意外と周りの人たちは気づいていない様子。…一人だけ、昨日のコンサートよかったですよ、的な感じで声を掛けに行かれていた方がいらっしゃいましたが、すっかり風景の一部になっていました。

ワタクシは、どうしよう、話しかけようかな?一緒に写真を撮ってもらおうかな?とドキドキしていたんですけど、くつろいでいるところをお邪魔してはいけないと思って、遠巻きに見ているだけにとどめました。…にしても、イケメンだったわ☆

後半

途中で、ゲストのCocomiさんを呼び込みました。でも、デイヴィッドはそのままステージ袖に下がってしまって、Cocomiさんのソロ演奏が始まりました。…Cocomiさんのアルバムで共演しているから、てっきりその曲を演奏してくれるのかと思いきや、違うのね(汗)。

生演奏を初めて聞きましたが、音色がすごく豊かで、一気に引き込まれましたよ。そして曲が終わってから、デイヴィッドが再登場。

David:最初に会ってから、8年位経つよ。
Cocomiさん:8年?そんなに?

8年ってことは、前回来日したときくらいに知り合われたんですかね?そしてデイヴィッドは、Cocomiさんにあれこれ話して、「はい、通訳して!」と言って、

Cocomiさん:僕がこれまで英語で説明してきたことが、ちゃんと伝わっているといいな、と言ってます。

と日本語で話してくれました(笑)。そして最後にハグしてたんですけど、Cocomiさんは、ホントに小柄で華奢に見えました。… いや、デイヴィッドが大柄なのもあると思いますけど(笑)。ってことで、貴重なひとときでしたね。

コンサートの終盤は、激しめの曲があったり、観客も手拍子をしたりで、非常に盛り上がりました。デイヴィッドの演奏を聴くといつもハッピーな気分になれます♪

そして演奏が終わってスタンディングオベーションが起き… マキシムも立ってましたね、アンコールでさらに1曲演奏してくれました。

 

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感想

いや~楽しかった。演奏だけではなく、トークも楽しめて、サポートミュージシャンの方々との息の合わせ方を見れたのもコンサートならではだったし、大満足!ホールの出口付近にセットリストが貼り出されていたので撮影していると、またもマキシムが出ていくのが見えたので、会場の出口まで、後ろをついていきました。

セットリスト

ということで、マキシムを見れるという!予想外のおまけも付いて非常に楽しいコンサートでした。デイヴィッドのコンサートは、ヴァイオリンソロ、オケとのコンチェルト、バンドとのクロスオーヴァーは見たことがありましたが、少人数でアットホームな雰囲気のコンサートは初めてだったので、それはそれで楽しかったです。

ぜひぜひ、そんなに間を置かずにまた日本に来てください!願わくば、東京だけでなく、大阪でもコンサートをしてくれるといいな☆

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