アニメ:『世界一初恋』&『純情ロマンチカ』

2、3日で1クールくらいの勢いでU-NEXTさんでアニメ鑑賞をしているのですが、その一方で見たいものを次々と発掘してしまい!マイリストが一向に減らないんですよね(笑)。それでもう、もう何から見たらよいかわからない… ということで、「もうすぐ終了順」にしてみたら、「2022年6月30日まで配信」というものが結構たくさん出てきたので、そこから攻めてみることにしました。

『世界一初恋』は未見、『純情ロマンチカ』は昔めちゃめちゃ楽しみに見ていた作品です!

-世界一初恋(2011)-

『純情ロマンチカ』を見ていたこともあり、タイトルだけは知っていた作品です。丸川書店の少女漫画雑誌編集部が舞台となる、BL作品。

1話目のエンドクレジットを見ていたら、「島﨑信長」を文字を発見し、思わず巻き戻しましたよ(笑)。

そうなんです。2011年の作品ということで、今では主役を務める声優さんが、ちょい役で出ているんですね!2話目以降も、山本和臣さんとか、小野友樹さんとか、江口拓也さんとか、そして遊佐浩二さんも登場!!!…いやいや、遊佐さんはすぐわかる!

ついでに、声優さんのことでいうと、前野智昭さんが最高すぎました☆ 超イケメン、キラキラオーラ全開のいい子☆ これは応援したくなっちゃうぞ!

はおいておいて、話の内容的には、編集長高野さんのできる男っぷりが素敵でした。発行部数を先読みする能力があり、また同時に作家を信頼していい仕事をさせる能力もあり、とにかく仕事ができる敏腕編集長☆ それとともに、そもそもワタクシは活字中毒なので(笑)、それほどの熱意と苦労のおかげで出版されている本の1冊1冊の重みが、改めて感じられてきました。

その一方で、恋愛に関しては、屈折している人が多くて、なかなかうまく行かずモヤモヤしましたよね(汗)。そこで『純情ロマンチカ』はもっと爽快感があったはず、というのを思い出して、続けて見てみることにしました。

 

-純情ロマンチカ(1期2期2008&3期2015)-

昔、夜中にテレビを付けていたら、たまたま見たことがきっかけで、1期の途中くらいから見始めたような気がします。その後、いつの間にか3期が始まっていて、何話か見逃していたのかも!?

内容的には、小説家宇佐見秋彦(通称ウサギさん)の家に転がり込んだ大学生、高橋美咲くんを中心としたBL作品。

さっきも書いたように、活字中毒&文学部卒なワタクシには、小説家ってそれだけでポイント高い!しかも、仕事はできるけど生活能力皆無、カッコイイけどかわいい、そして鈴木さんというクマのぬいぐるみが好き☆ …愛おしすぎる(笑)☆

そういえば、1期で、ウサギさんと美咲くんが、トワイライトエクスプレスに乗って、大阪から札幌まで行くシーンがあるのですが、ワタクシも乗ってみたい、と思い次の年くらいに札幌から地元駅まで乗ったというのも懐かしい思い出です☆ …ウサギさんのようにスイートは取れなかったので、B個室にしたら、閉所恐怖症のワタクシには部屋が狭すぎて、ほとんどずっとロビーカーで、知らないおじさんと話をしながら夜を明かすことになったという(笑)。

そしてこれまた、まずは声優さんの話になるのですが、宇佐見春彦(ウサギ兄)は鳥海浩輔さんだったんですね… ワタクシがまだ鳥海さんを認識していなかった頃だ。そして美咲くんの友人藤堂くんは羽多野渉さん。柿原徹也さんがオーストラリア人役で登場!… 英語喋ってる!!!

そして、あれ?古谷徹さんだよね?と思ってクレジットを見たものの、蒼月昇って書いてあるのはどういうこと?と調べてみたら、別名義だということを初めて知りました(笑)。しかもその古谷さん、もとい蒼月さんが、編集部の雫石さんのことを「シズク!」と呼び捨てにするので、呼ばれるたびに画面を振り返る羽目になったという(笑)。

…いやはや、アニメやドラマを見ていると、たまにワタクシの本名が呼ばれることがあるのですが、それよりも「しずく」と呼ばれる方が、断然ビックリしてしまいます。歌詞とかにも普通に出てくるし、頻度が高い(笑)。

話を戻して、内容的には、ウサギさんがかわいすぎるし、美咲くんが時々啖呵を切るのが気持ちいいし、二人とも、すれ違ってもすぐに後で謝るし、宇佐見家の人間があれこれ面白いしで、とにかく楽しい!特に、2期の最終話の横断歩道のシーンは、リアタイしていた当時も何度も見てたほど好き☆

他のカップルも、上條さんが文学部の助教授というのもポイント高いし… ワタクシ、常々「かみじょう」という名字の音の響きがカッコイイと思っている☆ 伊坂さん(CV:森川智之さん)&朝比奈さん(CV:置鮎龍太郎さん)のシーンは耳が幸せすぎるし、まぁ忍くんはちょっとお子さま過ぎてウザイけれども(汗)、CV:岸尾だいすけさんの演技は素晴らしいし、見どころ満載☆

それにしても、宇佐見秋彦先生の本を読んでみたいなぁ。ワタクシも、昔は小説家になりたいと考えていた時期もあったりしたのですが、その後仕事と大学の両立が大変な時期があって、気づいたら想像力とか感受性が、すっかり枯渇してしまったんですよね(汗)。

でも劇中で、ウサギさんが別名義で書いているBL小説『純愛ロマンチカ』は、実際に発売されているそうなのですが、Kindleでは販売されていないという(残念)。

という感じで、どちらも2回ずつくらい見てしまうほど、久々に面白かったです☆ ま、正直なところ、絵心が皆無なワタクシには、パッと見区別がつかない登場人物が何人かいますが、それはワタクシの問題ですよね(汗)。とにかく、ウサギさんが好き~!その後ウサギが関わるコンテンツに触れる機会が何度かありましたが、ウサギ=正義!な発想は、この作品で植え付けられたに違いありません(笑)。

 

-おまけ-

普段、仕事や学業で文字ばっかり見ているワタクシは、いつからか、オフの時間帯に、文字を見たり、言葉について考えることを、放棄するようになってしまいました。

気分転換にゲームをするときも、いわゆるストーリー仕立てのものに関わりたくないし、音楽を聞いても、歌詞が全然入っていこないんですよね。それでも、文学部にいた頃は、小説をたくさん読んでいたので、心を揺さぶられることもあったのですが、今は法学部なので、感情表現とは疎遠な毎日。

でも、この2作品を見たら、久々に本を読んでみたいかも?なんて思うようになってきた、そんなある日。たまたま、通勤のお供に、THE ALFEEの最新アルバム『天地創造』を聴いてみたら、1曲めから歌詞が全部体に入ってきて、しかも情景がぶわ~っと目の前に浮かんできて、もうビックリ!!!アルバムを聴き終わる頃には、それこそ文芸書を一冊読んだような気になって、正直ちょっと疲れましたが、ワタクシにも感受性のかけらっぽいものがまだ残っていたんだなぁ~と思うと、非常に感慨深いものがありました。

そしたらその後、他のアーティストさんの曲を聴いたときでも、歌詞が結構入ってくるようになって、しかも車に乗っているときは大概一緒に歌ってることが多くなりました。その時点で始めて、そういえば、曲を聞いても全然歌詞が入ってこない→歌詞が覚えられない→歌えない、という状態になっていたことに気づきました。

いや~、合理性を求める毎日ばかりでは、人間ダメになりますね(汗)。もっと積極的に、感動を求めるような営みをしないと(苦笑)。

ということで、何やら最近、スマホでオンライン小説を読み漁ったり、前から気になっていた小説をKindle Unlimitedで発見してDLしたりしているので、今後はもうちょっと娯楽のための芸術体験が増えていくかも☆

些細な事かも知れませんが、どこにきっかけが転がっているかわからないものですね(笑)。そのためにも、いろんなチャンネルを開いておこうと思っております☆

結論:ウサギさんはかわいい(以上)!!!

そうだ、ウサギさんは法学部卒だから、ワタクシも頑張らないとです(笑)。

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