英語の覚醒(後編)

単発3回で、☆4、☆5(景持さん♡)、☆3のイベントカードが出ちゃう戦ブラのガチャって凄い!ってことで、織田軍を応援しております☆

さて、タイトルの付け方が微妙だったかな?… つまりは、ワタクシの英語学習の経験から、少しでもみなさんに参考になるようなことがあればいいな、と思って書いているこのシリーズですけど、早速続きに参りますね。

ー長文への抵抗を克服… Harry Potterー

以前から、ハリーポッターの和訳の読みにくさが気になっていたのと、原書から和訳が出るまでに1年かかっていたので、だったら英語版を読んでみてもいいかも、と思って、6巻と7巻は原書で読みました。

 

もちろん、分からない単語満載でしたけど、とりあえず辞書を引かずに全部読んでみようと思って、半ば苦行な感じ(苦笑)で、最後まで読みました。後で、映画で確認しましたけどね。それでも、英語の長文に対する抵抗感はまったくと言っていいほど払拭できましたし、意外と分かる箇所が多かったこともあって、読んでよかったですね。多読も大事!  “英語の覚醒(後編)” の続きを読む

英語の覚醒(前編)

戦ブラ… 正直、ゲームのほうがカッコイイ。作画の問題って難しいですね(汗)。

はさておき、先日、フランス語が覚醒した!と書きましたが、今日も活用と仏作文で修行の日々… 英語ほどラクじゃない(汗)。でも、思い返してみると、英語でも、覚醒した!と感じた瞬間が何度もあって、その数を比べると、英語のほうが断然多いわけで、となるとやっぱり、フランス語はまだ勉強し足りないようですね。

そういうわけで、今日はワタクシの英語学習を振り返ってみたいと思います。みなさんにも参考になるようなことがあればよいのですが。。。

ちなみにワタクシは、中高生に、国語、英語、数学などを教える仕事をしています。

ー急に英語が読めるようになった!… 即戦ゼミー

もともと英語はわりと好きなほうで、高1の頃は、外大に行きたいなぁ~なんて思っていたわけですが、高校のときはあんまり勉強しなくてね(汗)、いつの間にか国文科を目指すことに(笑)。具体的には何がきっかけだったか忘れましたが、一般入試直前に即ゼミ1冊覚えるぞっ!と思い立ち、とにかく暗記を開始。2週間ほど経ったときに受けた模試で、急に「英語が読めるようになった!」と実感し、いきなり偏差値が10くらい上がりました。

構文やイディオムを覚えると、長く難しそうに見えた文が、「あっ!あの表現を使ってるんだね!」に変わり、そのことに気づけるようになると、英文を読むのが楽しくなります。また英作文を作るときにも、「あの表現を使ってみよう!」になります。

ちなみに、構文集であれば、即ゼミに限らずなんでもいいです。しかも、わりと易しめので十分です… 実際、全く同じ文章が載っていたりしますしね(汗)。そして、入試のときに覚えたこれらが、未だにとても役に立っています!語学はインプット重要!

ー文法について分かり始めた… 英語IIー

ここからは、慶應義塾大学の通信教育課程で学び始めてからの話も絡んできます。(ワタクシが履修したときと、科目やテキストが変わっている場合があるかも) 入学当初は中学生にしか教えていないこともあり、特に困ることはなかったのですが、このテキストを読んだとき、目からウロコがぼろぼろ落ちました!いわゆる基本的な文法事項を紹介してくれるのか、この英語IIなのですが、冠詞の使い分けの説明を読んだとき、そういうことだったのか!初めからそう教わりたかったわ!とスッキリ!…単に高校でサボってただけですけど(汗)。文法に興味を持ち始めるきっかけとなりました。

ー意外と読める… 英語IIIー

それまで、こんなにも大量の英文を見たことなかったですよね。。。と、最初は圧倒されたのですが、内容は、Back to the Futureや、Jurassic Parkなど有名な作品… ただ、テキストに載っているのは、何でもない物凄く平凡なシーン(笑)。それでも、単語さえ分かれば理解できる!ということが分かって、英文を読むのが楽しくなりました。…ただ、試験のとき、embarrassmentの意味が思い出せなくて、これだけ「B」だった(残念)。それ以来、二度と忘れたりしませんけどね(笑)!

ー暗記は大事… 英語Iー

内容的には英語IIよりは少し進んだ文法、とはいえ、そちらは別に問題ないのですが、大変なのは、演習編の435もの例文!書いてあるってことは、試験に出るってことだよね(遠い目)… と、苦労しながらも頑張って覚えるうちに、英語の文を組み立てるときのコツがつかめました.. 試験のときは1コだけ書けなかった(悔)。でも、今フランス語を学んでいても日々実感することですけど、語学の勉強に暗記は避けられません。でも、ピンチはチャンス!乗り越えればきっと力になります☆

スクーリングのReadingとWritingは特に問題なかったです。ただ、ReadingのThe Hobbitはファンタジー、ということで普段は使わない単語がたくさん出てきて、最初はちょっと大変でした。

ー教えることは理解に役立つー

この頃から、高校生にも英語を教えるようになりました。当初は、仮定法とか、分詞構文、話法とかの単元や、生徒さんからの質問にかなりドキドキしていたのですが、場数を踏んでいくと慣れていくものです(笑)。去年受講したフランス語のスクーリングの先生も、「1年間他人に教えると、バッチリ理解できるようになります!」とおっしゃっていて、ホントにそうだと、激しく同意しました(笑)。仕事の都合で、センター試験は毎年解くのですが、この頃でセンター8割くらいだったかな?

ー前置詞… イメージで捉える!ー

同じくその頃、Eテレで「新感覚☆キーワードで英会話」「新感覚☆わかる使える英文法」という番組が放送されていました。講師は田中茂範先生… SFCの先生です。その中で、前置詞や似ている語(例えばlieとlayなど)のイメージが分かれば、使い分けられる、というのが凄く面白くて、未だにそのネタを使わせてもらっています☆ 今では電子辞書でも… Brainに入ってる辞書には、前置詞のイメージ画像がついていますね。あれもっと活用したほうがいいですよ!…と言いながら、ワタクシも含め、Ex-Wordを使っている人が多いですが。

当時の本はもう入手できないようですが、↓には入ってそうです。確認したわけではないので、違っていたらすみません(汗)。我が家にはまだ、番組を録画したDVDがあるはずです☆

ー 時制の考え方… ハートで感じる英文法ー

言わずと知れた、大西泰斗先生の本です。先生の番組はほぼ見ていると思います。「しごとの基礎英語」の今シーズンは、生徒さんが凄く初心者に戻ったり、シチュエーションが面白かったりで、楽しいですね~(笑)☆

が、中でも時制の説明がワタクシ的に凄くしっくり来て、未だにネタに使わせていただいていますよ。…新しい生徒さんを担当するようになったときは、大体最初に時制の解説をするんですけど、結構評判がいいです☆ 理屈よりもイメージを大事に… フランス語もそうやって解説してくれないかな~(笑)☆

ーリズム感を大切に… シェイクスピアの戯曲ー

大学で「英米戯曲研究」のスクーリングを受講したとき、シェイクスピアのMacbethについて学びました。シェイクスピアの作品は、初期のものは韻文で書かれていて、徐々に散文が増えていくという話だったのですが… 例えば、Romeo & Julietの有名なバルコニーのシーンのセリフは韻文で、弱強五歩格になっています。1文の中で、アクセントが、弱強弱強… と5回繰り返されるんですけど… タターン、タターン、タターン、タターン、タターンという感じ、それが一番聴いていて心地よいリズム感なのだそうです。

そこから、言葉というものは人間が話すものだから、息継ぎのタイミングが、意味の切れ目になってる、という話を聞いたとき、そうか~!と凄く納得しました。中高生に英文を読ませると大抵棒読みされるので、こちらが眠くなっちゃう(汗)。でも、関係代名詞や、後置修飾が入るタイミングでは必ず息継ぎをしないと、聞いている側に意味が伝わりません… それができないってことは、つまり文の構造が分かっていないと言うことなのでは!

ということに気づいてからは、必ず音読させています。もちろん、発音やアクセント問題、リスニング対策も含めてですけど、音読してもらって、文節ごとに和訳してもらうと、どの程度英語を理解しているのか大体分かります。ワタクシが受講した外国語のスクーリングでも、必ず音読させられましたしね。音読は大切です!

ー英語の特性… ポライトネス理論ー

これは、現在「ニュースで英会話」に時々出演されている、井上逸兵先生のスクーリングより。簡単に言うと英語における敬語についてなのですが、英語という言語は、2人の間で会話がなされる場合、それぞれの意見は、2人の間に置かれるんですね。例えば、I thinkのように、あくまでも「私はこう思う」と言ってるだけで、それをどう受け取るかは、相手に委ねる。しかも、必ず逃げ道を作ってあげて、決して押しつけない、という話でした。

その意味では、日本語のほうが、意見する場合は直接相手に働きかけるように言うので、言い方がキツイと… で、なるほど~!と思って、それ以来、他人に意見を言うときには、気をつけていますよ。

他にも、英語話者は、人に何かを頼む場合、凄く丁寧な表現を使うとか、同じ言葉でも、言い方を変えると正反対の意味に捉えられたりするとか。…という感じで、単純に事実を伝える、というレベルから一歩先に進めたのが、「英語学」のスクーリングでしたね。英語だけにとどまらず、言葉について考えるいいきっかけになりました。テキストはこれ↓

なんだか長くなってきてしまったので、前編後編に分けますね(笑)。まだ書きたいことがいっぱいある(笑)。

参考文献の見つけ方

週末の疲れが出て、月~水あたりまではぐったり、というのが最近のパターンです(汗)。帰ってくるなり寝てた…。

はさておき、次は参考文献の見つけ方について書きます!と以前書いておきながら、何ヶ月が過ぎたのか(汗)。でも忘れてはいませんよ!レポートの善し悪しは、参考文献で決まりますからね☆ ということで、ワタクシの慶應義塾大学通信教育部での大学生活を元に、参考文献の見つけ方をあれこれを紹介します。

―資料の入手方法―

ちなみにワタクシは図書館司書の資格を持っていまして… 近畿大学の通信で取ったんですけど、そのときに、図書館活用術をあれこれと身につけました。大学から遠いところに住んでいても、近所の公共図書館の蔵書が一見ショボくても、図書館はさまざまなサービスを提供してくれますから、それらを活用すれば特に問題ありません。

ここからは、ワタクシが住んでいる福井県を例に紹介します。…お住まいの都道府県により、若干違いはあると思いますので、そのあたりはご自分でお調べください。

福井県には、福井市に県立図書館、小浜市に県立図書館の分館があり、各自治体にそれぞれ市立or町立図書館があるという構成です。ワタクシの住まいは、ちょうど両県立図書館の中間にあって、それぞれ車で1時間半くらいかかります(汗)。でも、週に一度、県立図書館と地元の図書館の間に連絡便が出ているので、県立図書館のサイトで本を予約して、地元の図書館で受け取ることができますし、県立図書館で直接借りた本を、地元の図書館に返すこともできます。貸出冊数は10冊で、期間は2週間ですが、県立図書館で直接借りた本は一度ネットで期間延長することができるので、最大4週間借りられます。しかも、地元の図書館の貸出冊数とは別にカウントされるので、図書館からは最大20冊借りられることになります。

ちなみに、福井県立図書館の蔵書は素晴らしいです!レポートを書く際のおすすめ参考文献はほぼ見つかりました!しかもそういう専門書は普通の人はまず手にしないので(笑)、凄く綺麗な状態で見つかりました!…唯一、卒論執筆時に、指導教官からオススメされた本がなくて、購入したくらいです。急いでいたこともあって。

もし、県立図書館にない場合は、地元の図書館に相談して他府県から取り寄せることもできるのですが、その場合は日数と手数料がかかります… 昔は無料だったんですけど、途中から有料になっちゃいました。

それとは別に、ワタクシは母校である同志社女子大学も活用していました。卒業生も貸し出ししてくれるんですよ!普段は貸出期間が2週間ですが、長期休暇のときには、休暇の終わりまで(最大数ヶ月単位!)で借りられるので、それだったら何かのついでに返しに行くこともできますよね☆ しかも、いわゆる英文学、国文学の学部があるので、文学系のレポートの参考文献を探していたときは心強かったです…交通アクセスもいいし便利☆ 何気に、在学中よりも、卒業してからのほうがよく図書館に行きました(笑)。在学中はキャンパスが違ったこともあって。

他にも、ワタクシはライヴであちこちに行くことがあったので、名古屋に行ったら愛知県立図書館、大阪に行ったら大阪府立図書館も利用していました。そこではさすがに借りられないので、複写ですね。

著作権法によると、複写ができるのは全体の半分まで。もちろん、研究目的に限ります。利用方法はどこも同じで、複写サービスコーナーに置いてある用紙に必要箇所を記入し、1枚10円で複写するという形です。もちろん、県立、慶應、同女の図書館でも、随分と複写させていただきましたよ。

という感じで資料探しには特に困っていなかったので、逆に、スクーリング等で大学図書館を利用しようとしたとき、書棚のタイトルにはほぼ見覚えがあったり、結構ボロボロだったり(汗)、探していた本が貸し出し中だったり… おそらく、みんなが思うところは同じなんでしょうね(苦笑)、ということで、意外に不便だと感じたことが多々ありました。よって、卒論登録をしていつも大学図書館で本を借りられるようになってからも、一度も利用せずに終わってしまいましたね… 郵送で返せたら利用したかもしれませんが。

ちなみに、どうしても探している本が見つからないときには、国立国会図書館を利用するという最終手段があります。日本で出版された本はすべて、国立国会図書館に納本することになっているので、東京および関西館(京都府相楽郡精華町)には必ず収蔵されているはずです。しかしあくまでも保存することが目的なので、直接訪れたとしても、複写はできますが、借りることはできません。

また、地元の図書館に相談して、近隣の図書館に収蔵されていなかった場合に、国立国会図書館から取り寄せることもできるのですが、それも館内閲覧のみで、しかも複写するとなると別に手続きが必要となるので、なかなか煩わしいです… かなり時間に余裕がないと。必要箇所が分かっているなら、国立国会図書館のサイトで申し込みをすると、複写して郵送してくれるというサービスもありますが、大学のレポートレベルなら、そこまでする必要はないのではないでしょうか?

他には、電子書籍を利用するという方法もあります。ワタクシは完全夜型人間ですし(笑)、基本的にお勉強は夜しかしないので、本が必要… でも真夜中で図書館が開いてない!というときには、Kindle Unlimitedであれこれ見てみたり、ときにはサクッと購入したりしていました。

でも、参考文献として書くには、紙の本としてのページが必要ですよね。電子書籍にも2種類あって、紙の本をそのまま電子版にしたもの… この場合はページがそのまま有効、なのと、はじめから電子書籍版として出ているもの… この場合は、文字の大きさ、余白や行間の空け具合によって、ページ数が異なってくる、があるので、後者の場合は、とりあえず電子書籍版でハイライト(いわゆるマーカーを引く行為)をしておいて、図書館で紙の本を借りて該当箇所を探す、という形を取っていました。

あと、洋書が必要な場合!これも図書館にあればいいのですが、卒論(フランス文学)で原典が必要になったときには、さすがに手元に置いておきたいというのもあって、イギリスのamazonでポチッとしました… マイナーな本だったので、日本のamazonにはなかったんですよね。それに、フランスのamazonでポチッとするほどのフランス語運用能力と勇気が、ワタクシにはなかったので(笑)。

でも、すでにドイツのamazonにアカウントを持っていたからか、メールアドレスを入れたら普通にログインできた気がします☆ さすがEU、そういうところでも相互協力してるのね、とそのときは思ったのですが、今後はどうなるんでしょう?ちなみに、到着までの日数は、送料をどのくらい負担するかによりますね。ワタクシは普通、一週間くらいで届くように注文しています。

と言いながら、ネットであれこれ検索するうちに、テキスト自体はネット上で公開されているのを見つけたので、実際には、ページの参照のために購入したという感じですけど。いや、でも、時々誤植があったりしたので、卒論提出前には、原書と照らし合わせてスペルミスがないか、何度も確認しましたよ。

ー資料を探そう―

図書館で資料を探す場合、まずはネットで蔵書検索しましょう。実際に訪れてブラウジングするよりも時間が省けますし、専門書は開架ではなく、書庫等の閉架に収められていることも多いので、いずれにせよ検索は不可欠です。書名や著者が分かっているなら、それで検索するのは言うまでもないことですが、関連ワードでも検索してみてください。例えば、スタンダールについての資料を探しているなら、「フランス文学」「19世紀」「ロマン主義」、などのワードも有効でしょう。書名に「スタンダール」の名前が入っていなくても、フランス文学史の中の一部で、スタンダールが扱われているケースも多々あります。

ですが、結構厄介なのが、表記の問題です。ワタクシの場合、アメリカの作家Edgar Allan Poeについての、資料を探すときにかなり苦労しました。問題は、”Poe” …日本語の表記では、「ポー」「ポオ」「ポウ」の3通りがあって、もちろん検索ワードというのは、完全にヒットしないと結果として表示されないので、上の3通りプラス、「エドガー (半角スペース) アラン」も試してみました。外国絡みの検索をするときには工夫してみてください。

また、あまりに古すぎる本も、参考文献には適していません。図書館は古い資料も大事に保管していますが、次々と新たな研究がなされるので、できるだけ最近もののほうが好まれます。いわゆるその道の権威の古典的作品でない限りは、2000年以降のものを利用しました。

それと同時に、実際に図書館でブラウジングすると、思いもよらず、興味深いタイトルが見つかったりすることもあるので、時間があるときには実際にいろいろな図書館を訪れてみることをオススメします☆ また、レファレンスカウンターで、司書に相談してみるのも手かもしれません… が、地方の図書館には司書がいない場合もよくありますので、お気をつけください(汗)。…書庫の本を出してもらおうとお願いしたのに、なかなか出てこない… 「見つかりません」と言われたことすら何度かあったりして(汗)。

ー資料を活用しよう―

いずれにせよ、資料が見つかったら複写をオススメします。レポートの参考文献として利用する場合、引用や出典は正確に書かなければなりませんし、仮にもお借りしてる本ですから、あまり汚さないように… 本を押さえながらパソコンを打つわけにもいきませんしね。

とりあえず、片っ端からざざっとページをめくって、関係がありそうなワードがあるページと、奥付(書誌情報が書いてあるページ)にしおりを挟み、複写しました。必要箇所が少ないならそのまま現地で、多い場合には借りて、自宅でコピーする、という感じでした。

最近よく言われていることですけど、図書館の本には付箋は貼らないように!…糊の部分が、本に悪影響を及ぼします。すぐさま複写するならさほど問題はないそうですが、図書館の本はできるだけ綺麗に扱いたいですよね☆

そして、書誌ページを一番上にして本ごとにコピーをホッチキスで留め、そこからは精読、レポートに使いたい箇所にマーカーを引きました。そして、使いたい箇所一覧表を手書きして、それを横に置いてレポートを書く、という感じにしていました。

大体、レポート1本あたり、5~10冊の参考文献を使っていたんですけど、資料を揃えられるかどうかで、すでにレポートの出来は決まっているようなものです。ワタクシの場合、テキストを読んで資料を揃えて、構成を考えるのに1~2ヶ月くらいかかって、実際にレポートを書くのは3日くらいでした(笑)。レポートの書き方、引用する際の注意事項等は以前「文学のレポートの書き方」で紹介しましたので、そちらをご参照ください。

 

という感じでしたが、お役に立てましたでしょうか?ワタクシは基本的に、参考文献は買わないようにしていました。というのは、どうせコピーするなら、図書館でやったほうが楽ですし… 費用はかさむかもしれませんが(汗)、貸出期間があるほうが、締め切りに追われてテキパキ作業を進められるからです(笑)。

意外と地元の図書館も侮れなくてですね、各国文学史の本は何度も借りましたよ。特に、アメリカ文学の巽先生の本は、多分1人で5、6回は借りたんじゃないかと思います(笑)。そんな本を読もうとする人は他にはいらっしゃらなかったようなので、遠慮なく(笑)。

あと、「社会学史I」のレポートを書くときは、県立図書館の蔵書と相談しながらテーマを決めました。書きたい人が何人かいたんですけど、そのうち1人の本はずら~っと貸し出し中… きっとどなたかが研究されているのでしょう、ということで、資料が一番多かった人を選びました。

それで思い出しましたけど、資料が少なすぎて断念してしまったレポートもありました。浅井了意の『浮世物語』について書いたときですね。福井県立図書館ではイマイチで、愛知県立図書館でもあれこれ文献を探し、一度はレポートを提出したのですが不合格。でもそれ以上新たな資料を見つけられなかったので、そのままに。。。

ということで、上手に参考文献を入手&利用して、いいレポートを書いてくださいね~☆ …大学は卒業できましたが、資料には愛着があるので、未だに捨てられずにそのまま置いてあります(笑)。