書籍:パーカー『ひとりの時間が僕を救う』

もともとワタクシは、結構電車が好きなので、スーツさんのチャンネル(交通旅行)を見ていたんですよね。そしたらおすすめにパーカーくんなる人が頻繁に出てくるようになり、遂に根負けして登録をした、という感じ… 最近このパターンがちょこちょこある(笑)。

そんな、パーカーくんが本を出した!ということで、読んでみましたよ。

-本を読むことにしたきっかけ-

本を出版することになったというお知らせは動画で見ていましたし、憧れのスーツさんに会って本を渡す!という神回を見て!ちょっと読んでみたいな~と思っていました。

でも書籍だけでKindle版はないのかな~?と思っている間に、何やらあれこれ忙しくなって失念(汗)。しかし、その後パーカーくんが「anan」に出ているとツイートしていたので読みに行ってみると、なんと4ページにもわたる大特集でビックリして!改めて検索。無事にKindleにDLしたという次第です。美容室の待ち時間も利用して、30分ほどで読みました☆

 

-パーカーくんについて-

パーカーくんは京都生まれ、神戸大学に在学中の、ぼっち系YouTuber。スーツさんに憧れて、ぼっち大学生の日常生活を投稿し始め、2020年8月29日現在のチャンネル登録者数は46万人。現在は、親友とルームシェアをしている。

という感じなんですけど、ワタクシはすべての動画を見ているわけではないので、この本を読むまで知らなかったこともいくつかありました。例えば、休学することになった経緯とか、ご家庭の事情とか。

それとは別に、よく動画で見ている場面の裏側にはそういう事情があったのか!という意味で発見があったこともいくつかありました。その1つが「スタバ依存症」の章。

 

-スタバ依存症-

パーカーくんはスタバが好きなんだな~とは思っていました。でもその通い始めたきっかけが、「集中力がなくて家では勉強できず、スタバにお世話になっていたから」だとは知りませんでした。

パーカーくんって頭いいんですよ!センター試験の結果を公開している動画も見ましたけど、素晴らしい☆ でも集中力なさに悩んでいる、というのはワタクシも一緒なので、ちょっと親近感が湧きました(おこがましいけど)。

何を隠そう、ワタクシも家ではちっとも勉強できないタイプ… そもそも閉所恐怖症なので、家にいるのが嫌い(汗)、そして集中力もすぐ切れる、ということで、大学に入ってからは、カフェやファミレスで勉強することを覚え、卒論執筆時には毎日通うようになりました。

…ちなみに、我が家の近くにはスタバがない(田舎)(笑)。でもスクーリングのときは、時々スタバにお世話になっていましたよ☆

と話はそれましたが、スタバで初めて注文するときは苦労したとか、バイトに落ちたとか、その書き方も何やら微笑ましくてグッド☆

 

-ひとりの時間-

この本のテーマは「ひとりの時間の大切さ」なのですが、ワタクシも圧倒的に「お一人さま派」なので、その点も共感しやすくて読みやすかったです。ただパーカーくんは、ちゃんと結婚願望もあるようで、あぁ、若いっていいな、と思ってしまったわけですけど(笑)。

ワタクシも「ひとりの時間」がないと生きられません。普段は人と話す仕事をしているので、仕事が終わったあとくらいは一人でいたい、って思うのはおかしいですか?…むしろ人生に疲れた人と言えるのかも(汗)。

本を読む限り、パーカーくんはまだ若いし、今は一人でいることを大切にしているかもしれないけれど、人を思いやる気持ちもちゃんと持っているので、わりとどこででも生きていけそうな感じがしました。

…と言いながら、ワタクシが見ているYouTuberさんの中には、「会社辞めました!」と言っている方が少なからずいらっしゃるのですが(笑)、たくさん動画を投稿できるほどの創造性がある人は、どんな場所でも強いのではないかと思います。

パーカーくんは大学を卒業したらどうなるのか?こちらも、ゆるい感じで追いかけて行きたいと思います。

 

-まとめ-

ということで評価は☆☆☆3つ。予想以上に内容が薄っぺらい感があって、物足りなさを感じずにはいられませんでしたが、クスッとしてしまうところもたくさんありました。青春の1ページとして今しか出版できない本だったと思いますし、なかなか面白かったのではないでしょうか。

…最近のコメント欄を見ると、この本で読書感想文を書いている子たちが、ちょこちょこいるようですね(笑)。まあそれもいいんじゃないですか?生き方についてあれこれ考えることは大事ですよ☆

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