ブロードウェイ版『ロミオとジュリエット』

WOWOWさんの番組表を見ていたら、↑の文字が目に飛び込んできて、ブロードウェイ版って何!?と詳細を見てみると、オーランド・ブルームがロミオを演じている舞台なのですと!これは見なければ!と録画予約☆

元々は、「松竹ブロードウェイシネマ」と題して、ブロードウェイで上演された作品を映画館で上映したものだそうです。

ワタクシは以前、文学部でシェイクスピアの講義を受講して以来、シェイクスピアの映像化作品を見る機会があるときには、できるだけ見るようにしていますよ☆

-ブロードウェイ版『ロミオとジュリエット』(2013年上演)-

出演:オーランド・ブルーム、コンドラ・ラシャド

WOWOWメンバーズオンデマンドでも、ご覧いただけます。(2021年7月31日まで)

一応ストーリーを紹介しておくと、舞台はイタリアのヴェローナ。敵対するモンタギュー家のロミオと、キャピュレット家のジュリエットが恋に落ち結婚するが、悲しい最期を遂げてしまう悲劇。

-今作の見どころ-

・モンタギュー家vsキャピュレット家

以前蜷川幸雄さん演出の舞台を見に行ったことがあるのですが、そのときはモンタギュー家の人々は黒い服を着て、キャピュレット家の人々は白い服を着ていました。このように、対比を効かせる演出をしているものが一般的です。

そしてこの作品では、モンタギュー家はいわゆる白人、キャピュレット家はアフリカ系のキャストが演じています。…2020年の現代においては、こういう演出は難しそうです(汗)。

でも、両家がいがみ合ってるせいで、愛し合う二人が非業の最期を遂げることになった、というこのストーリーの要点が、人種差別批判に重なりますよね。日本では実現がほぼ不可能な演出、というか、想像すら難しい演出なだけに、なるほどなぁ~と、感心してしまいました。

あ、翻案作品である『ウェスト・サイド・ストーリー』では、プエルトリコ系移民vs白人の設定になってましたけど、日本人から見るとそこまでのインパクトはありませんよね。

いずれにせよ、やっぱり、ジュリエットは白い服を着ていたので、純粋無垢なイメージは万国共通みたいです☆

 

・時代設定は現代

ただこれは、レオナルド・ディカプリオが出演している映画が、あまりにもよくできていたので、今更驚くことではありません。…ちなみに、オーリーがバイクに乗って登場するのですが、そのとき客席から、「キャ~!」と黄色い歓声が上がっていました(笑)。

…セリフを全部覚えているわけではないので、違っていたらごめんなさいですが(汗)、現代版ということで、セリフも一部変わっていたような!?

 

・墓所のシーン

キャピュレット家の墓所を訪れたロミオが、冷たくなったジュリエットを見て毒を飲むシーン… そのあとって、いくつかの演出のパターンがありますね。原作通りのものもあれば、ロミオが毒を飲んだ直後、つまりまだ息があるときに、ジュリエットが目覚める演出も見たことがあります。

この作品がどうだったかは、これからご覧になる方のために内緒にしておきますが、大分悲しかったですね。。。あっけなさすぎる。。。というかそもそも、全体的に話が淡々と進む感じがして、余韻に浸る間がありませんでした。。。

-感想-

実は、『ロミオとジュリエット』は苦手な作品なのですよ。主人公二人の年齢について、ロミオは16歳位、ジュリエットは14歳位だと言われているのですが、それだけに作品自体のテンションが高すぎる(汗)。20代後半くらいに見たときに、「もうついていけない」と思ってしまったんですよね。

よって今回、当時36歳のオーリーが演じるロミオってどうなのよ!?とやや抵抗があったのですが、意外と大丈夫でした!というのは、日本の舞台女優さんって、高い声でキンキンしゃべる方が多いですけど… というかそれが、若さのアピールにもなるからだと思いますが、この作品では、全体的にわりと落ち着いたトーンだったからなんですね。

あの有名なバルコニーのシーンでジュリエットが発するセリフでさえも、朗々とうたいあげる感じではなくて、わりと自然でした。よってロミオも、バルコニーを見上げているだけで、登っていこうとはせず控えめな態度。

そう考えると全体的に、舞台作品を見たというよりも、映画かドラマを見たような感覚に近かったのかもしれませんね。…ティボルトを殺すシーンも「え?今ホンマに刺した?」って感じで、やや印象薄。でも、オーリー目当てで見に来たような人には、いかにもザ・シェイクスピア!的なコテコテの演出ではないほうが受け入れられそうな気がします。

ワタクシ的結論としては、わりと初心者向け作品だったのかな?と。

ーまとめ-

評価は☆☆☆彡3つ半!

オーリー演じるロミオが見れたのは嬉しかったですね!でも、美しかった頃のレオ様が演じていたロミオをまた見たくなりました!そして、ゼフィレッリ監督作品のあの有名な曲を聞きたくもなりました♪

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