元々はちゃんと毎週見ていたのですが、頼朝様がお亡くなりになってから、この子は誰の子だっけ?とわからなくなることが多く、え~い!U-NEXTでもう一回最初から見よう!ということで、感想が今になりました、の巻です(笑)。
-大河ドラマの感想-
もともと、日本史でも、鎌倉幕府のあれこれに疎かったので、お勉強したかったというのと、小栗旬さんのファンなので、これは見るしかない!とかなり楽しみにしていました。三谷さんの作品も、過去にいくつか見ているので、そのへんは安心かな、と。
北条義時のことはあまり良く知らなくて、以前古文の問題集で、義時が、承久の乱に向かう泰時と、今生の別れだと言って、二人でおいおい泣く場面、というのを読んだことがあったことくらいかな?
今回のドラマの中で、特に面白いと思ったのは、歴史の作り方!
一の谷の合戦の義経の鵯越のエピソードとか、曽我兄弟の仇討のエピソードとか、「こういうことにしておこう」と、都合のよい事柄だけを残す… 確かに、そういうこと絶対あるわ!!!と、非常に興味をそそられました。同じ事柄でも、目の付け所とか、辻褄の合わせ方によって、語り方はいろいろありますよね。
はいいのですが、中盤くらいからは、どんどん見るのが億劫になっていきました。大義名分がそんなに大事ですか、と。幕府を守るためには大切なことかも知れませんが、道理に反することだらけじゃないですか。
それで、最終回まで辿り着く前に、鎌倉にお出かけの日がやってきてしまいました。ちょうど東京に行く用事があったのと、2023年1月9日までの期間限定だったので、外す訳にはいかない!
-鶴岡八幡宮&大河ドラマ館-
鎌倉に行ったのは、ちょうど10年ぶり!12/30に行ったのですが、めちゃめちゃ人が多かったです(汗)。
しかも、天気がよすぎて、暑いったらもう(汗)。
大河ドラマ館の予約の時間まで少しあったので、とりあえず参拝。お正月の準備が着実に整えられつつありました。あ!脇の木が大きくなってる!
↑は10年前の写真なんですけど、実朝が暗殺されたという銀杏の木が折れてしまい、接ぎ木をしてまもなくの頃だったと思います。
↑わかります?ホントに、ちょっと芽が出てきた、くらいな感じだったんですけど。
これが現在の木!10年でこれくらいの成長なんですね。かつてのような、立派な大木になるのは、かなり先の話…。
…ところで、そろそろいいお時間なんだけど、大河ドラマ館ってどこ!?とスマホ片手にウロウロすることしばし。
あった、これだっ!
小栗旬さん発見!!!
ということで、いそいそと館内に入ることにしたのですが、人数制限しているわりに、結構人が多いですね(汗)。
基本的に写真撮影は自由で、一部映像が流れている箇所は、撮影不可のマークが付いていました。…でも、人が多くて、なかなか撮るの大変(汗)。
一部紹介すると、
北条家がお出迎え☆
そう、パネルがあちこちにあるんですけど、ほとんどにサインが入ってました!しかも、小池栄子さんは、ワタクシが行った日の午前中に訪れていたみたいですよ。
https://twitter.com/taiga13_museum/status/1608652781170348032
一緒にお写真を撮れるコーナー。
鎌倉幕府の歴代将軍!
お衣装の展示もありました。義時さんのこのお着物、よく見ましたね☆
あと小道具も!…あの髑髏ですよ!!!
おんたらくそわか~。
上総介さんの書状… 泣ける(涙)。
時政のところだけ切り離された連名訴状と、呪いの人形(笑)。
そして、ここでしか見れない!という、ドラマの舞台裏とか、キャストインタビューを3本見ました。ここで、時政と義時の別れの場面について小栗さんが語っていらして、そのときはワタクシはまだそこまで見ていなかったので、これからそういうシーンがあるんだ~と、心構えをしておきました。…後で見た時はもう号泣ですよ。
あと池もあったりして、素敵でした☆ 行ってよかった~♪
-再びドラマの話-
実はその後、小栗旬さんと松本潤さんが対談している番組を見て、ワタクシ的にはさらにネタバレな感じだったんですけど(笑)、それから数日後、やっと最終回までたどり着きました。
…人って変わるものですね。
でもその大元の原因は、頼朝様のような気がします..。
義経がなぜ悲劇の英雄になったのかについては、個人プレイが多すぎて、組織の中には置いておけないからだ、というのは以前聞いたことがあって、それがこの大河ドラマの中では非常に上手に描かれていました。それと対照的に、頼朝が非常に優れたリーダーシップを取っていて、征夷大将軍の器としてふさわしい人だったのだ、というのは、頼朝が亡くなってからよくわかったことでした。
ま、頼朝様も、最初の方では便りなさそうな感じでしたけど(笑)、義時は、その偉大な頼朝様が築いた鎌倉幕府をしっかり守っていこう、という思いが強すぎたんですよ。…終盤はもう見ていられない、という感じでした。
その一方、最初から最後まで気になる存在だったのは、三浦泰村ですよ!アイツは食えないなぁ~!山本耕史さんが、ハマり過ぎててもう☆
あと、北条家の面々はみんなキャラが濃くて楽しかったし、見ごたえありすぎましたね!ものすごく濃厚な人間ドラマを見ちゃったものだから、しばらくは見返すことがないだろうな~。お腹いっぱい。。。
ちなみに、NHKオンデマンド、U-NEXTのNHKまるごとパックだと、過去の大河ドラマの多くが全話見れますよ~!便利すぎる☆ ってことで、今年の家康さんも、しばらくしてから一気に見ようかと考えていたのですが、あんまり評判がよろしくない!?
…そういえば、麒麟がくるは最終回だけ見てないとか、晴天を衝けは、最初の方は見てないとか、長いと中々見るのが大変ですが、一気見できるの最高すぎます。…いつでも見れるとなると、後回しにしてしまうという話もある(笑)。
…お前は、U-NEXTの回し者かっ!って言われても仕方ないくらい、周囲に広めまくっているんですけど(笑)、実際非常にお世話になっているので、バナーを貼っておきますね☆
おまけ。来週、小栗さんの舞台を見に行くので、凄く楽しみです!!!久しぶりだ☆