鳥海浩輔&梅原裕一郎 声優スペシャルトークショー 第1部 @奥州市文化会館 (2023/7/22)

最初、Twitterで鳥海さんと梅原さんのトークショーのことを知りました。うわっめっちゃ行きたいけど、東北は遠い…。でも岩手県と言えば昔から中尊寺とか行ってみたかったし、そういえば、ウチの親が前から東北行きたいって行ってたし。ということでとりあえずチケット争奪戦に参加したら、無事に取れたので!観光も兼ねてお出かけすることになりました☆

鳥海浩輔&梅原裕一郎 声優スペシャルトークショー

奥州市文化会館のポスター

実はワタクシ、昔は全然アニメに詳しくなかったんです。でも、2016年に大学の卒業論文を提出して、それまでの多忙な生活から解放されたときに、同僚のすすめで『ツキウタ THE ANIMATION』を見始めたら、睦月始さんにドハマりして!!!…おかげで、紫の袴で卒業式に出席したという(笑)。それから、鳥海さん出演作を順番に見ていく過程で、梅原さんのことも知って、去年辺りからドハマりして!今年はすでに3回ほど梅原さんのイベント「うめはランドへようこそ」とか「Sir Vanityのライヴ」とかを見に行っているという感じです。でも生鳥海さんは初めて☆

会場の奥州市文化会館、というか、中尊寺等、平泉の観光地も公共交通機関のアクセスがイマイチで、レンタカーを借りることにしました。

奥州市文化会館

駐車場がだだっ広かったので!先に停めて、会館向かいのスタバで一息 …同じような方が多かったです☆

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そしてロビーでお二人への質問を書いて、いざ座席へ。わりと、こじんまりしたホールでしたね。

開演前のアナウンスは、このあとのイベントで司会を担当された、岩手めんこいテレビの男性アナウンサーでした。しかし「声出し応援をされる場合は、マスクをつけて…」のくだりで、会場からは笑いが(笑)。「応援」(笑)?…おそらく、お二人のファンで、大声で「鳥さーん!」とか「梅ちゃーん!」なんて呼ぶ人はいないかと(笑)。

注意:ここからトークショーの模様をレポいたします。ただ、特にメモ等を取ったわけでもなく、記憶に頼って書いているのと、詳細レポというよりはまとまり重視で書いておりますので、大体こんな感じ☆ という雰囲気を味わっていただけたら幸いです☆

第1部は、12:30開演。司会の方が下手側のお席に登場し、簡単な自己紹介をされてから、お二人が上手側のお席に登場。最初に鳥海さん、そして髪型はセンター分け、真っ黒な上下に白い靴の梅原さんが登場すると、会場の一部から悲鳴が上がりました(おぉ)!

オープニングトーク

司会:今日はお席が近いですね。(ステージと客席との間が)あまりに近いと、前の方の方は、敢えて目をそらしたりするんですけど。

そこで鳥海さんが、前の方の席の方々にアピール(笑)。東北の方は恥ずかしがり屋さんが多いってことなんですかね!?「お二人を初めて見た人!」っていうアンケートにも、結構な人が手を挙げていました。

司会:登場されたときには、歓声が上がっていましたね。

鳥海さん:(梅原さんを指差しながら)綺麗な顔してるだろう?(観客:笑) ここ最近、声出し解禁のイベントが増えてきたんですけど、やっぱり歓声を聞くと嬉しいですね。
梅原さん:以前は無観客配信とかがあったんですけど、観客がいないと軽く滑り続けているかもしれないっていう不安に襲われたりして。

鳥海さん:すみません。ポケットにタバコを入れたまま出てきてしまって、形が出てるかもしれません。

岩手県について

司会:お二人は岩手に来られたことはありますか?
梅原さん:仕事でもプライベートでも初めてです。帰りにあまり時間がないので、もうお土産も買っちゃいました。じゃじゃ麺と、冷麺と、りんごジュースを6本。

…6本!?と客席からざわめきが。

梅原さん:いやいや、持てる分量です。
鳥海さん:いろんな味がありましたね。サンふじ、王林…。(観客:納得しながらうなずく)。僕はニコ生の番組で、岩手県知事とお話させていただきました。記念植樹もして… 8年経ったから、大きくなっているでしょうね。確か名前もつけたんですよ。何だっけ… (客席から声がかかり) あぁ、それそれ。

司会:今日はみなさん、どちらから来られましたか?

地元の方が半分強で、その他、北海道、関東、東海、関西、中国・四国、九州。そして一番遠い方は香港でした!…ワタクシは、関西のところで手を挙げときました☆

司会:前日入りされたそうですね。
梅原さん:はい。前乗りして、美味しいものをいただきました。

ここでお店の名前が出て、地元の方から、あぁ~!と声が上がっていました。非常に豪華なお食事だった模様。

司会:これで、この後のみなさんの行動が決まりましたね。同じお店で、同じメニューを注文して、同じお土産を買うっていう。(観客:笑)

梅原さん:でも明け方は肌寒かったです。
鳥海さん:そうそう。ホテルの寝巻きの上に、バスローブを羽織ったりして。

声優のお仕事について

司会:今回、このイベントの司会をするにあたり、お二人のことをいろいろと調べさせていただいたのですが、非常に多くの作品に出演されていますね。1つ1つ覚えていらっしゃるものなのでしょうか?

梅原さん:覚えてるんじゃないですかね?でも、鳥さんはそれこそたくさん…。
鳥海さん:作品名を言われるとわかりますよ。単発のドラマCDとかっていうと、ちょっと怪しいものもありますけど。

司会:声優になったきっかけは?
鳥海さん:高校3年生のとき、働きたくなかったんですよ。それで養成所に入れば、とりあえず何かをしているという名目ができて、しばらく青春を謳歌できるかと思いました。だから、最初は授業でもいつも後ろの方にいて、積極的に手を挙げたりはしませんでした。でも逆に、変な照れがなかったので、うまくいったのかもしれません。

司会:梅原さんは?
梅原さん:大学受験のときに1年浪人したんです。でも、さすがに1年ずっと勉強しているわけでもないですし、時間ができたんですよ。それで深夜アニメというものがあることを知って見てみたら面白くて、声優興味を持ったっていう感じです。1年経っても養成所に入りたかったらそうしようと思って、大学2年のときに養成所に入りました。

鳥海さん:大学にも合格して、養成所に入るっていうのが偉いよね。
梅原さん:ダメだったら戻ろうって思ってたんです。でも、就活したくないって思っていたので、こっちに来ることになりました。

司会:働きたくない、と、就活したくない、っていう。(観客:笑)

これが、人気声優の現実(笑)。

司会:お二人の第一印象はいかがでしたか?
鳥海さん:多分、防衛…。
梅原さん:いや、僕がモブで出てたときが初めてです。

鳥海さん:あぁ、自転車の。
梅原さん:そうです。

鳥海さん:あのとき、主役のメガネかけた子が… 同い年くらいなんだっけ?
梅原さん:全くの同期です。

鳥海さん:そのとき、クソッ!とか思ってたの?
梅原さん:いやいや、全くそんなことないです。名前出しちゃいますけど… 山下くんは事務所の説明会で初めて会ったんですけど、その時にはもう主役級の仕事をしていたので、別格でした。山下くんからも、同期が来てくれて嬉しい、って言われましたし。

鳥海さん:あの現場は人が多かったからなぁ。「新人の梅原ですっ!!!」って挨拶するタイプでもないしね …防衛部にゲスト出演した時かと思ってた。その時はちゃんと、香盤にも名前が上がってて、カッコイイなって。そしたら、ウチ(同じ事務所)かぁ~!って。なんで声優やってるの?って思いました。でも、普段からクールな印象かと思っていたら、結構喋るし、男性的なトークもするし。
梅原さん:今、随分とオブラートに包んでくれましたね。(観客:爆笑) 鳥海さんは、変に緊張しなくていい先輩です。

司会:仕事に入るときのルーティーンのようなものはありますか?

梅原さん:え~と(長考)。現場に早く入るようにするくらいですね。中には、来てすぐ仕事ができる人もいるんですけど、僕はちょっと前に入って、その場の雰囲気に慣れてからですね。
鳥海さん:そうだね。コーヒー飲んで一息ついてからって感じですね。

司会:それで、何か急にスイッチが入ったりするんですか?

鳥海さん:別にそういうのはないですね。中には、イベントとかで、楽屋では全然喋らないのに、イベントが始まったら急に喋るって人もいますけど、僕らはそっちじゃないですね。
梅原さん:そうですね。

会場からの質問コーナーその1

司会:それでは、みなさんから頂いた質問にも答えていただきたいと思います。「盛大に失敗した先輩や後輩に、どんな言葉をかけますか?」

鳥海さん:先輩は言いにくいよね(笑)。この業界、演技に関するディレクションを受けて録り直すっていうのは普通のことですし、失敗っていうと、遅刻とかになるのかな?
梅原さん:そうかもしれませんね。

鳥海さん:でも、前の晩一緒に飲んでたとかならともかく、そうでない場合には、怒るというよりは、心配するパターンが多いです。たまにいるんですよ。マネージャーが連絡してもつかまらなくて、どうしたのかと思ったら、ただ寝てただけ、っていう。

…それ、なんか聞き覚えが(笑)。

梅原さん:それ、僕1年に1回くらいやるんで、何も言えないです。(観客:爆笑) 誰かが遅刻すると、僕も気をつけようって思います。遅刻した場合でも、早く仕事に入れるように、一息ついて、って言われることが多いんじゃないですかね。

鳥海さん:僕は一回だけ大遅刻をしたことがあるんですよ。前の日深く飲みまして、次の日10時から収録だったんですけど、起きたら10時で。そのときも、何時に来れる?って言われて、11時ですかね?って返事して、現場に行って合流して。それで、たまたまセリフが最後にあったんですけど、それが「おまたせ」で。(観客:爆笑) あれは、梅ちゃんが最近出てる、死神代行の現場でした。
梅原さん:あの現場だと、結構凄い方がいらっしゃったんじゃないですか?

鳥海さん:でもこの業界って、先輩後輩の上下関係があんまりないっていうか、それこそ80歳を超える先輩から、10代の人たちまで、同じようにマイク前に立って同じように仕事をしますからね。
梅原さん:昔は、体育会系で上下関係が厳しいのかと思っていましたが、そんなことなかったです。鳥海さんの話を聞くと、昔はそうではなかったみたいですけど、僕らの世代から変わってきたんですかね?先輩から何かされたってことは、ないですね。
鳥海さん:それを次にも引き継いていくんだよ。

会場からの質問コーナーその2

司会:続いての質問です。「奥州市は、大谷翔平さんの出身地ということで有名ですが、お二人がこれなら負けない、『世界の〇〇』と言えるようなことはありますか?」

梅原さん:何か嫌なことがあっても、翌日にはケロッとしているというか、すぐに忘れるというのは強みかもしれません。
鳥海さん:なるほどね。僕はそもそも、気分のアップダウンが少なくて、わりといつも同じ感じなので。

会場からの質問コーナーその3

司会:最後の質問です。「以前梅原さんは、鳥海さんから紹介してもらった整体に行ってみたらよかった、というお話をされていましたが、お互いに何かをおすすめするなら、どんなことをおすすめしますか?」

鳥海さん:わりと行ってるお店とか被ってるんだよね。
梅原さん:そうですね。言ってみたら、すでに知ってたとか、同じだったとか。でもそうですね~。筋トレとかどうですか?

鳥海さん:しない(即答)。(観客:笑) 40過ぎてからやったって遅いよ。
梅原さん:いえいえ。筋肉はいつでも育つので。

鳥海さん:一時期凄くハマってたよね。
梅原さん:はい、パンパンになってたときがあって、今はそこまでしていないんですけど、ちょっとやればすぐパンパンになりますよ。一度そうなると、簡単みたいです。

鳥海さん:僕のほうは、そうだなぁ~。でも言ってもやらなそうだからな。そうそう、以前は仕事の準備は夜にならないとできないタイプだったんですけど、コロナ禍で分散収録になったら、結構空き時間ができるようになって、その間に準備をするようになりました。だから今はむしろ、夜はしない。
梅原さん:僕は、夜じゃないとできないですね。

鳥海さん:夜やってると、寝落ちして。
梅原さん:そうそう、巻き戻して見直すんですけど、その部分に来る前にまた寝落ちするっていう。

鳥海さん:この年になると、どんどん規則正しいことをしようとするようになってくるんですよ。いきなりは変えられないと思うけど、少しずつやってみたら?でも空き時間があったら、寝てたいんでしょ?
梅原さん:寝ていたいですね。

鳥海さんは、以前「穏やか貴族~」のラジオでも、「梅ちゃんはよく寝てるイメージ」っておっしゃっていましたね。

司会:でもしばらくしたら、筋肉がついた鳥海さんと、規則正しい生活をする梅原さんが見れるかもしれませんね。

抽選会

ということで、トークは1時間弱で終了。このあと、チケットの半券を利用した、抽選会が行われました。宛名入りのサイン色紙が3名、お写真が2名、それぞれ奥州市の名産付き!!!当選された方おめでとうございます!!!

エンディングトーク

司会:最後に、何か宣伝しておきたいこととかありますか?

お二人とも、えええ?って顔を見合わせて(笑)。

梅原さん:宣伝はTwitterでやっていますので… いえ、宣伝しかしていませんが、(観客:笑) そちらを見ていただけると幸いです。

司会:それでは最後に、一言ずつお願いします。

…すみません、鳥海さんがなんて仰っていたのか思い出せません(汗)。

梅原さん:今回初めて岩手県に来て、残念ながら中尊寺とかには行けなかったんですけど、また次回来てみたいと思いました。本日はお越しいただきありがとうございました。

お二人に盛大な拍手を!ということで、拍手が贈られる中、梅原さんはいつにもまして長い時間、深々とお辞儀をされていたような気がしました。そして、舞台袖でもまた一礼。…イケメンだわ。

感想

終始、穏やかなテンションでのまったりトークでした。先輩後輩の普段のやりとりが見れた感じで、参加してホントによかったと思いました!それぞれの印象としては、

鳥海さん… 司会に慣れていらっしゃる方だから、見ていて安心できました☆ 時々はイイ声を出したりしながら(笑)、お客さんを意識したトークをされていましたね。抽選会に移る準備の間も、しっかり間を繋いでくださったりして、頼りになる先輩でした☆ …そのせいか、後半はほぼ司会の方が口を挟む余地がありませんでした(笑)。

ちなみに、トークの中にもあった『弱虫ペダル』のモブシーン。ワタクシも以前見たことがあるのですが、どのお声が梅原さんなのか、どうしてもわかりませんでした(汗)。

梅原さん… 毎週ラジオを聴いているので、梅原さんがよくお話される方だということは知っていたのですが、予想以上に鳥海さんのお話にガッツリ食いついていた印象が強いです(笑)。気心知れた間柄だからなんでしょうね。こまめにテーブルに置かれた水を飲んでいらしたり、マイクを、左手、右手に持ち替えたり… じっと見てしまいました。

ちなみに 退場時には、あちこちから、「梅ちゃん顔ちっちゃっ!」「白っ!」とか声が上がっていましたよ。

都合により、今回は第1部にしか参加できなかったのですが、大満足のイベントでした。このお二人のトーク、ずっと聴いていたい♪ …そして梅原さん、超イケボでイケメンでした(多幸感)☆

ということで、このレポはここまでにしておきます。前夜わりとちゃんと寝たので、結構覚えていたと思います!!!イベントの楽しさが、少しでもおすそ分けできていたら嬉しいです☆

 

おまけ

抽選会のときに紹介されていた名産の1つはこれかな~?と思って、駅のお土産屋さんで購入してみました。鳥海さんも、地方でのイベントで経済を回していかないと!という感じのお話をされていたので(笑)、ちょっと協力。いや、普通に美味しそう☆

株式会社 回進堂

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